投稿日: 2023年10月29日2023年10月29日ウミケムシ 【毒のあるいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ウミケムシ 10月は毒のあるいきものをご紹介しています。第五弾は2回目の登場、ウミケムシです。 日本の本州中部以南、太平洋南西部、インド洋に生息するゴカイの仲間であるウミケムシは以前にご紹介していますが毒を持っています。 ゴカイをエサにするため釣りのときにこのウミケムシが釣れてしまうこともあるようですが絶対に触ってはいけません。ウミケムシの体毛には「コンプラニン」と呼ばれる毒があり、命に別状はないそうですが刺された場所は痛みや痒みや腫れなどの症状が出るようです。
投稿日: 2023年10月22日2023年10月22日オニダルマオコゼ【毒のあるいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オニダルマオコゼ10月は毒のあるいきものをご紹介しています。第四弾はオニダルマオコゼです。 見た目、ほぼ岩?という感じのオニダルマオコゼはインド洋・太平洋西部のサンゴ礁など浅い海に生息しています。日本だと、小笠原諸島。や奄美大島、沖縄周辺に分布しています。 体長は40cm程度で、肉食性で、小魚や甲殻類を食べます。海底で動かずじっと獲物を待つタイプです。 この岩のようなお魚には非常に危険な毒があります。背ビレのとげから強力な神経毒であるストナストキシンを分泌します。浅いところにいて、じっとしてて、岩にそっくり・・・襲ってくることはなくても、気づかずに触ったり踏んだりしてしまうかも。気を付けなければいけませんね。
投稿日: 2023年10月8日2023年10月8日ヒョウモンダコ【毒のあるいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒョウモンダコ10月は毒のあるいきものをご紹介しています。第二弾はヒョウモンダコです。 西太平洋熱帯域・亜熱帯域の浅い海の岩礁やサンゴ礁に住んでいるヒョウモンダコ。近年は九州北部、中国地方、四国、関東などでも見られています。 漢字で書くと、「豹紋蛸」です。危険を感じると、体に鮮やかな青い輪の模様が出て、これがヒョウの模様のようなのです。 10センチほどの小さなかわいいタコなのですがでも気を付けなければいけません。フグと同じ猛毒を持っているのです。見つけてもけっして刺激しないように!
投稿日: 2023年9月10日2023年9月10日メンダコ【赤いいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/メンダコ 今までいろいろないきものを紹介してきました。昔に紹介したいきものも含めて、9月は(唐突ですが)「赤が印象的ないきもの」に焦点をあててみたいと思います。 トップバッターはメンダコです。 スカートに目と耳(ほんとはヒレ)と短い脚がついてる・・・そんな見た目のメンダコは深海に住んでいます。 深海では必要ないのかもしれませんがメンダコは墨は吐きません。(持ってないのです) また、生態がまだよくわかっていないこともあるかと思いますが、地上での飼育は難しいようです。そう考えると、捕まえてしまうのはかわいそう。でも会いたいですね。
投稿日: 2023年8月17日2023年8月17日アユカケ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アユカケ アユカケは別名カマキリ、アラレウオ。カジカの仲間の日本固有の魚です。アユカケという名前の由来は、エラのフタ部分に付いている突起で、泳いでいる鮎を引っかけてつかまえるところから来ているとのことです。 アユカケの特徴は、動かずにじーーーーっとして獲物を待つところ。これは石化けと呼ばれていて、まるで石になったかのよう。石と見間違えた魚が、近づいてしまい、捕食されてしまいます。 メスは、産卵を終えると、オスは、卵を外敵から守り、孵化が終わると、一生を終えます。命をつなぐための一生なんですね。
投稿日: 2023年7月30日2023年7月30日アカマンボウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アカマンボウ 色がきれいですね。世界中の熱帯・温帯の海に広く生息しているアカマンボウは全長2m、体重270kgになる大型の魚です。そして水深500mの深い海に住んでいます。ご覧のとおり、マンボウにも似ていますが、実はまったく別の魚で、あのリュウグウノツカイの親戚だそうです。 アカマンボウは、血液の温度を保つことができる唯一の魚なんだそうです。これは哺乳類や鳥類とほぼ同じ体温維持の方法になるんです。びっくりですね・・・。
投稿日: 2023年7月16日2023年7月16日オオイカリナマコ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オオイカリナマコ インド洋、太平洋の熱帯区域に広く分布います。日本では与論島以南の南西諸島に生息しています。 名前の由来は、まず、めちゃくちゃでかいです。なんと3メートル。ナマコってそんなに大きくなるの!?って感じです。そして、皮膚の下にある小さな骨片が錨(いかり)の形だそうです。ちなみに3メートルというのは、水を吸った状態のときで、水を吐き出すと30センチぐらいになってしまうそうです。ほとんど水 ってことですかね。汗
投稿日: 2023年7月2日2023年7月2日クサウオ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/クサウオ科 太平洋・大西洋から北極海・南極海にかけての海域の大変広い範囲で、浅い沿岸から8,000mを超える深海まで住んでいます! うろこをもたず、ぶよぶよの粘膜で体は覆われていて、吸盤状の腹びれを使って岩や壁などにくっついています。 名前の由来ですが、石川県加賀地方で、つまらないものやいやなものを「くさい」というそうです。食べられない、つまらない魚・・・「くさいうお」が転じて「くさうお」になったそうです。 姿も名前の由来も変わってる・・・汗
投稿日: 2023年6月17日2023年6月17日ユウレイオニアンコウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ユウレイオニアンコウ ユウレイオニアンコウは詳しい生態はまだあまりよくわかっていませんが熱帯および亜熱帯地域の深海域に住んでいます。 アンコウと聞くと、なんとなく茶色くて口が大きくて平たいアンコウをイメージしてしまいそうですがユウレイオニアンコウは色素がなくて、半透明の体です。発光器があって、それをおとりにして獲物を引き付けてとらえます。 深海のアンコウあるあるですが、オスは小さくて、メスが大きく、オスはメスのお腹に噛みつき、一生そのまま、寄生する形で子どもを残す役目を終えるとそのまま同化してしまいます。真っ暗な深海で出会うことが非常に難しい中で、子孫を残すすごい技です。
投稿日: 2023年5月14日2023年5月14日シギウナギ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/シギウナギ 普段見ているウナギとはだいぶ(特に頭部)が違いますね。シギウナギは、シギのくちばしのように細長く伸びた上下の顎からこの名前になっています。 深海魚の一種で、世界中の温暖な海の深海に住んでいます。細長い顎をエビなどの甲殻類の触覚にひっかけ、食べます。絵のように、両顎が外へ反り返ってしまうので嚙合わせることはできないようです。歯はなく、鱗もなく、背骨の数がメチャクチャ多い(仲間のウナギの3倍以上!)などなど、不思議な点が多い生き物です。