ナガレタゴガエル

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ナガレタゴガエル

ナガレタゴガエルは日本の固有種で、
中国地方から関東地方にかけての山間部の渓流に
住んでいます。
繁殖期は、まだ水が冷たい2月~4月です。

写真ではわかりにくいですが、
このカエルの特徴は、
オスが繁殖期になると、
皮膚がブヨンブヨンになって
メスに抱き着く・・・のですが
どうも動くものがなんでも
メスに見えるようで
相手がメスでなくても、カエルでなくても
抱き着いてしまうそうです。
ヤマメなどに抱き着いてしまい、
なかなか離れず・・・
ということもよくあるようで
魚にとってはちょっと災難ですね・・・。

ケープハイラックス

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/イワダヌキ目

ケープハイラックスは
アフリカ大陸や中東に生息しています。
岩山に住んでいて、
草や果実などを食べています。
大きさは50センチくらい。小さいですね。

見た感じではねずみに近いように見えますが
「イワダヌキ目」という分類です。
でもタヌキの仲間ではなくて、
ゾウやジュゴンに近い種類になるようです。

だんだん、どんな生き物なのか
わからなくなってきました・・・・汗

シマウマ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/シマウマ

卯年の今年最初のご紹介は・・・
ウサギ・・・ではなく、シマウマです。

※以前にアマミノクロウサギをご紹介しています。
 よければどうぞ。
 https://ikimono.bebetch.net/?p=1552

シマウマは、多くの動物園にいますし、
テレビでもよくお目にかかりますね。
変な生き物という感じがしない存在ですが
あのシマシマ・・・
サバンナであの模様はちょっと
目立ちそうと思ってしまいますよね。

あのシマは、個体ごとに違っていることは
皆さんご存じかもしれませんね。
そもそも、なぜ「タテジマ」なのか。
これはいろいろな説があるようです。
群れでいると個体の識別がしづらい とか
体温調整のため など・・・
その中で、有力とされる説が、
吸血性のハエに狙われにくくなる 
というものだそうです。

こうなると、ほかの動物の模様の理由も
なんだか気になりますね。

カラス(八咫烏)

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カラス

ここで紹介すると「へんないきもの」に
なってしまうけど、
全然変じゃないいきものをご紹介です。

カラスは日本ではおなじみの鳥ですね。
非常に頭が良く、全身が黒・・・
(真っ黒ばかりではないものもいますが)

日本でおなじみのカラスと言えば、
日本神話に登場する三本足の八咫烏
(ヤタガラス)もいますね。
ヤタガラスは、導きの神、太陽の化身と
されています。
また、三本足については、「天・地・人」を
表すなど、諸説あるようです。
そしてサッカー日本代表チームの
マスコットになっています。

今日はサッカーワールドカップの
日本戦が行われますので
応援の気持ちを込めて、
特別バージョンでお届けしました。

 

アフリカタマゴヘビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アフリカタマゴヘビ

名の通り、サハラ砂漠以外のアフリカ大陸と
アラビア半島の南部に生息しているアフリカタマゴヘビ。

食べ物は卵。しかも鳥の卵だけ。
写真を見ておわかりのように自分の頭より
はるかに大きな卵も飲み込んでしまいます。
そして、鳥が卵を産まない時期は、
水だけを飲んで過ごすそうです。

もう驚きです。卵しか食べないなんて・・・。

ちなみに繁殖するときは12個ぐらいの卵を産むそうです。
(食べるのは鳥の卵だけですからね・・・)

クズリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/クズリ

小さいクマのような姿のクズリは、
イタチやカワウソの仲間です。
寒い地域を好む動物で、
アメリカ西部や、ノルウェー、
フィンランド、中国北部などに
生息していて、体長は65〜105cmほどです。

クズリはとっても怖い動物です。
食べ物の取り合いのときは、
相手が自分より大きくても、
数が多くても戦いを挑みます。
クマやオオカミが取った獲物を
奪い取ったこともあるそうです。
しかも、相手がその場から逃亡するまで
しつこく戦い続けるそうです。
小さな体で生き残るには強さも必要なのですね。

コアリクイ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミナミコアリクイ

アルゼンチン北部、ウルグアイ北部、
エクアドルなどなど、南アメリカに生息しています。
歩くときは、前足の爪が長いため、
手の甲を地面に付けて歩くそうです。

このコアリクイはなんといっても
威嚇のポーズがユニーク。
ちょうど写真のようなポーズですが、
尻尾と後ろ足を支えにして仁王立ちになって、
前足を広げて威嚇ポーズを取ります。
ものすごい内股でもうなんとも可愛い・・・
全然怖くない威嚇ポーズです。

ハリモグラ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリモグラ

ハリモグラは、インドネシアや
オーストラリアに住んでいます。
体の大きさは30センチ~45センチほどで、
アリやシロアリを食べます。
名前のとおり、体はトゲトゲに
覆われています。
このトゲは、体毛が変化したもので、
1年に1回生え変わるそうです。
驚くと体を丸めたり、
トゲを逆立てたりして、
防御態勢になります。

穴も掘りますが、木登りもできるという
ハリモグラは、
哺乳類なのですが卵を産むそうです。

名前にモグラとありますが、
知れば知るほど
日本人がイメージするいわゆる
「モグラ」とは
ずいぶん違った生き物なのです・・・。

アカハライモリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アカハライモリ

アカハライモリ(ニホンイモリ)は、
本州、四国、九州とその周囲の島に生息している
日本固有の生き物です。

体の大きさは10センチぐらいで、
名前のとおり、おなかにまだら状の赤い模様があります。
これは、敵に対しての警戒色で、毒を持っています。
外部から刺激があると、この赤いおなかを見せるそうです。

このアカハライモリのすごいところは、
体の再生力が高いところです。
自分で尻尾を切り離すトカゲは、骨までは再生しないそうですが
アカハライモリはたとえ尻尾や指を失ったとしても
骨まで再生することができるのです。

小さく、一見弱いように見える生き物が
人間ではまねができない強さを持っている・・・
すごいですね。

ホウネンエビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホウネンエビ

体長2センチほどの細長い体で、
11対の脚を上に向けて泳ぐホウネンエビは
プランクトンの仲間で、
5月下旬から6月上旬の田んぼの中で見つかります。

名前の由来は、「大発生する年は豊年になる」
という言い伝えからです。

田んぼの中で見られるのは、1週間程度です。
そのわずかな期間で卵を産み、
夏・秋・冬と卵の状態で土中に過ごし、
次の春、田んぼに水が入ると孵化するのです。
卵は水なしでも大丈夫とは、すごいですね・・・。