投稿日: 2023年5月14日2023年5月14日シギウナギ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/シギウナギ 普段見ているウナギとはだいぶ(特に頭部)が違いますね。シギウナギは、シギのくちばしのように細長く伸びた上下の顎からこの名前になっています。 深海魚の一種で、世界中の温暖な海の深海に住んでいます。細長い顎をエビなどの甲殻類の触覚にひっかけ、食べます。絵のように、両顎が外へ反り返ってしまうので嚙合わせることはできないようです。歯はなく、鱗もなく、背骨の数がメチャクチャ多い(仲間のウナギの3倍以上!)などなど、不思議な点が多い生き物です。
投稿日: 2023年4月23日2023年4月23日オビクラゲ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オビクラゲ 写真で確認しづらいかもしれませんが真ん中に透明の帯のようなものがわかるでしょうか。これがオビクラゲです。 丸い傘に長い触手が出ている、いわゆる「くらげ」とは少々形が違いますが、口・胃・触手など、ちゃんとあります。カイアシ類やその他の小型甲殻類を食べます。大きさは1メートル、最大で 1.5メートルほどにもなるそうです。なかなかの大きさですね。 その形から『ヴィーナスの飾り帯』の別名もあるそうです。泳ぐ(泳ぐであってるかな)姿も優美というところからのようです。実際に見たらきれいなんだろうなぁ・・・。
投稿日: 2023年3月12日2023年3月12日オオグンカンドリ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オオグンカンドリ 全世界の熱帯・亜熱帯に広く分布するグンカンドリの一種です。日本にもまれに迷い鳥として飛来しますが、基本的には日本では見られない鳥です。 翼を広げると2メートル以上になる大型の海鳥ですが、大きさの割りに体重が軽く、数百キロもの距離を飛ぶことができてしまうそうです。また、途中で地上に降りることなく2ヶ月以上にわたって飛び続けることができるそうで、ものすごい能力を持った鳥です。 オスは見た目に特徴があって、喉に赤い袋を持っています。繁殖期に求愛行動としてこの喉袋を膨らませてメスにアピールします。 エサの採り方ですが、変わった方法を取ります。カツオドリ類やアジサシ類などの魚食性の海鳥を追いかけまわして、餌を吐き出させたり落とさせたりして、その餌を奪ったりするそうです。なかなかすごい方法ですね・・・
投稿日: 2023年2月5日2023年2月5日ヤドカリ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドカリ ヤドカリは、エビやカニの仲間です。巻貝の中に入っている様子は、エビはカニとは姿がかなり違いますね。 ヤドカリは名前のとおり、自前の貝ではなく中身がなくなった巻貝に入っています。ヤドカリはおなかの部分が柔らかいため貝に入っていないと命に係わるわけです。そして、成長とともに貝のお引越しをします。 ヤドカリは、イソギンチャクと共生します。ヤドカリがイソギンチャクを見つけると移し替える場合もありますが自分からヤドカリの殻に住み着くイソギンチャクもいるそうです。この共生で、イソギンチャクは移動ができるし、ヤドカリは天敵から身を守ることができます。すばらしい共生ですね。
投稿日: 2022年12月30日2022年12月30日シュモクザメ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/シュモクザメ頭部が左右に張り出している、ほかのサメとはあきらかに違う形のシュモクザメ、大群で及ぶ様子をテレビで見られたこともあるかと思います。世界中の暖かい海に生息しています。 名前の由来は、鐘などを打つ丁字形の撞木(しゅもく)の形から。英語では、「ハンマーヘッドシャーク」と呼ばれます。見たまんまですね。 左右に先端に目と鼻があり、張り出た部分には微弱な電気を感知する器官があり、シュモクザメは特にこの器官が発達しているそうです。 目が左右に離れたことで、実は真正面は死角になってしまっています。頭部を左右に振って正面を見ているといわれています。正面が死角っていうのもいろいろ不便そうですね・・・。
投稿日: 2022年11月6日2022年11月6日スベスベマンジュウガニ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/スベスベマンジュウガニ 5センチほどの小さなスベスベマンジュウガニはインド洋や西太平洋、日本では沖縄から千葉あたりまでの岩場に生息しています。 なんともかわいい名前ですが、名前のとおり丸みのある体でなめらかな体です。 名前に「マンジュウ」が入っていますが、このカニは食べられません。毒を持っているのです。フグと同じ成分の毒などを持っているので決して「うまそうだな~」なんて思わないでくださいね・・・・
投稿日: 2022年10月8日2022年10月8日ムツゴロウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ムツゴロウ 日本では、有明海と八代海の干潟に生息しています。大きさは15センチぐらい。泥の中に巣穴を掘って暮らします。 移動は、胸びれで這ったり、全身で飛び跳ねたり。魚の仲間ではありますが、口で呼吸ができるため陸上生活ができるのですが、皮膚が乾いてはいけないので、時々転がって体を濡らします。 魚の中には、泳ぎ続けていないと生きていけない種類もいますがこのムツゴロウのように、水から出ていても大丈夫な種類もいますね。呼吸方法が違うと、生活圏も変わって、すごいですね。
投稿日: 2022年9月18日2022年9月18日コンゴウフグ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コンゴウフグ コンゴウフグは、太平洋西部やインド洋に生息するハコフグの仲間です。黄色い体に白の水玉模様がかわいいですね。幼魚のときはほんとにキュートです。フグの仲間の中では個人的に特にお気に入りです。 頭と尻の辺りにあるトゲが特徴です。 そのトゲは、名前の由来になっていて、トゲが金剛杵という法具に似ていることが由来です。 このトゲ、成長とともに伸びます。ここまでは普通なのですが、年老いていくと、なんと縮みます。 伸び続けるというのはよくあることですが縮むというのはあまりないですね。
投稿日: 2022年9月11日2022年9月11日マツカサウオ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/マツカサウオ 北海道以南の太平洋、日本海沿岸、東シナ海などのやや深い岩礁地域に生息するマツカサウオ。15センチほどの小さな魚です。 鱗が堅いのが特徴ですがこれがかなり堅いようで、英語では「Armor fish」と呼ばれるほどです。この小さな魚にはもうひとつ特徴があります。あごの下に発光器があり、薄い緑色に光ります。 動きがゆっくりでかわいいそうです。水族館見かけたらぜひ観察してみてください。。
投稿日: 2022年8月21日2022年8月28日トビウオ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/トビウオ 太平洋、インド洋、大西洋の亜熱帯から温帯の海に生息するトビウオは日本近海でも見られる魚です。 きれいな青色に、まるで飛行機のような形。魚でありながら飛ぶのに適した形の、不思議な魚ですね。 空中滑空時の速度は50-70km/h、風上に向って、海面の上約2mを、100〜300m飛びます。それだけでも十分驚きですが、滑空中に急ブレーキや空中で方向転換もできるそうです。それでも魚なんですよね。本当に不思議です。