クマムシ【小さいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/緩歩動物

【小さいシリーズ】
4月は「小さい」生き物の特集です。
第二弾はクマムシです。

写真がいかにも小さいっぽいクマムシ。
50マイクロメートルから
1.7ミリメートルだそうです。
(なんだかよくわからない小ささです)
ずんぐりむっくりした姿は
なんともかわいらしいですね。

小ささもすごいですが、クマムシは
存在がそもそもものすごいです。
深海を含む海、極寒や熱帯を含む陸など
ありとあらゆる場所に生息していて
真空にも耐えられ、放射線にも耐えるという、
想像を絶する耐性を持っています。
知れば知るほどすごい!クマムシです。

ダルマザメ【小さいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ダルマザメ

【小さいシリーズ】
4月は「小さい」生き物の特集です。
第一弾はダルマザメです。

熱帯、亜熱帯の深海に住むダルマザメ。
体長は30~50センチほどです。
サメの仲間としてはとても小さいですね。

小さいけれどさすがサメです。
ご飯の食べ方がかなり大胆!
自分よりはるかに大きな
マグロやクジラにがぶっと噛みつき、
そのまま丸くかじり取ってしまうのです。
別名、クッキーカッターシャーク。
wikiに、捕食された魚の写真もありますよ。
ここには掲載しませんが、
興味のあるかたはどうぞ。
(結構すごいですよ~)

ニュウドウカジカ【ちょっとコワイシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ウラナイカジカ科

3月は「ちょっとコワイ」生き物の特集です。
第五弾は、ニュウドウカジカです。

あっというまに三月も終わりですね。
明日から新しい生活がスタートする方も
いらっしゃると思います。
(と、本題につながらない前振り・・・汗)

ちょっとコワイシリーズの最後は
ニュウドウカジカです。
ニュウドウカジカを含む
ウラナイカジカ科は、
世界中の深海を含む海に底に
住んでいます。

左右の目が離れていて、
形はオタマジャクシのようです。
鼻のように見えるものもあって
魚であるはずなのに魚っぽくない顔・・・
(一度人間っぽく見えてしまうと
 もうそのようにしか見えないというか)
見れば見るほどちょっとコワイですね。

カツオノエボシ【ちょっとコワイシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミツクリザメ

3月は「ちょっとコワイ」生き物の特集です。
第四弾はカツオノエボシです。

カツオの到来時期に見られ、
見た目が烏帽子に似ていることから
日本ではカツオノエボシと呼ばれています。
見た目はきれいなのですが、
非常にこわい生き物です。

自分で泳ぐ力はなく、
浮袋を使って、たゆたっているわけですが
海面下にのびる触手がとても危険。
触れる(刺されてしまう)と激痛が走り、
痛みが数日続くほか、
2度刺されるとアナフィラキシーで
亡くなってしまう場合もあるそうです・・・

きれいで、さほど大きくなく、
襲ってくるわけではないですが
海では出会いたくないですね。

ミツクリザメ【ちょっとコワイシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミツクリザメ

3月は「ちょっとコワイ」生き物の特集です。
第二弾はミツクリザメです。
以前に一度ご紹介しているのですが、
見た目の怖さで再度の登場です。

ミツクリザメは、世界のあちこちの
深海に住んでいるサメです。
特徴は何といっても口です。

もともとサメたちは、
いざ何かを食べるときには
アゴというか口が前方に出るのですが
このミツクリザメは特にいっぱい・・・
思いっきり出ちゃうのです。

別名「ゴブリンシャーク」。
この恐ろしい見た目から
納得の(?)別名ですね・・・

ダイオウホウズキイカ【大きいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイオウホウズキイカ

2月は「大きい」生き物の特集です。
第一弾はダイオウホウズキイカです。

世界最大級の無脊椎動物の
ダイオウホウズキイカ、
体長はダイオウイカのほうが長いですが
体重はダイオウホウズキイカのほうが
ずっと重いそうです。
図のとおり、人間と比べると
相当な大きさであることがわかりますね。

南極海の深海に住んでいるようですが
捕まえることが難しく、
なかなか詳しいことがわからないようです。
そして、ご存じでしたでしょうか。
他のイカタコ類と同じように
心臓が3つあるようです。
イカタコ類は不思議ですね・・・。

タツノオトシゴ【辰年シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/タツノオトシゴ

辰年シリーズ、第四弾は
「タツノオトシゴ」です。

熱帯から温帯の浅い海に生息する
タツノオトシゴは
姿形が特徴的ですよね。
魚っぽくはないというか・・・。
そして、特に特徴的なのは
オスが育児嚢で卵を保護するところです。
オスのおなかから子供が出てくる
なんとも神秘的ですね。
出てきた子供はほぼ大人と同じ形。
尻尾を海藻に巻き付けるさまは
かわいらしいですよね。

リュウグウノツカイ【辰年シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/リュウグウノツカイ

24年1月は今年の干支、辰年にちなんで
名前に「ドラゴン」がつく生き物の特集です。
第二弾は、「リュウグウノツカイ」です。

皆様ご存じのとおり、レアな生き物で
目撃されるだけで騒ぎになってしまう
リュウグウノツカイ。
銀色の体に赤いヒレ。
大きいもので体長5メートルにもなります。
深海魚なのでめったにお目にかかれませんが
国内のいくつかの水族館で
標本を見ることができます。
私も静岡県に見に行ったことがありますが
標本でありながら迫力がありました!

通常深海に住むリュウグウノツカイが
海面に出てくるのは地震の前触れ と
言われることもあるようですが、
これは根拠はないようです。
でも、名前のとおり、
まるで竜宮から来たかのような
幻想的な姿ですよね。

ヤツメウナギ 【変わった形シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤツメウナギ

12月は「変わった形」特集です。
第四弾は、ヤツメウナギです。

ヤツメウナギは世界中の寒冷水域の
淡水域を中心に生息しています。
ヤツメ の名前の由来は
体の両側に7対のエラの穴があって
それも目みたいに見えるから だそうです。
見た目も名前もウナギっぽいですが、
ウナギの仲間ではないそうです。

そして、なんといっても口が特徴的です。
実はこれがウナギとの決定的な違いで、
顎がない「無顎類」になるそうです。
しかもこの特徴的な口は吸盤になるそうで
なんだかもう、おどろきだらけです。

このヤツメウナギで
今年は最後のお届けになります。
今年一年、ありがとうございました!
来年もよろしくお願いします。m(__)m

コブダイ 【変わった形シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コブダイ

12月は「変わった形」特集です。
第一弾は2回目の登場、コブダイです。

日本南部の太平洋や東シナ海などに生息するコブダイ。
1メートルぐらいになる大きな魚です。
目の上のコブとアゴが特徴的ですよね。
もし海の中でバッタリ会ったら
びっくりしますよね・・・。

実はこのコブ、オスだけの特徴なんです。
コブダイはハーレムを作るそうで、
このイカツイコブは、自分が強いオスだという
アピールなんだそうです。

人懐っこい一面もあるようで、
ダイバーにスリスリしたりすることもあるようです。