ハゼ【共生シリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハゼ

【共生シリーズ】

6月は「共生」特集です。
第三弾はハゼです。

干潟を歩き回る
愛嬌たっぷりのトビハゼなど
日本でもおなじみのハゼ。

砂泥底などに生息している
いくつかの種のハゼは
テッポウエビなどの巣穴に
同居したりします。
外敵の接近をハゼが発見し、
テッポウエビに知らせて
ともに巣穴に逃げ込む・・・
ちょっと巣穴が狭くなりそうですが
敵から身を守りたいテッポウエビには
ありがたい護衛になりますね。

写真にちょうどテッポウエビが
写っています。
下のハゼの尻尾のあたりにいます。

ホンソメワケベラ【共生シリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ホンソメワケベラ

【共生シリーズ】

6月は「共生」特集です。
第一弾はホンソメワケベラです。

日本近海ですと、房総半島以南の
南日本の海に生息しているホンソメワケベラ。
12センチほどと小さいです。
写真のとおり、青や黒のラインが
美しく、印象的ですね。

この小さなホンソメワケベラは
他の魚にとってはとても大事な役割を
担っています。
他の魚の体を掃除するのです。
掃除してもらう側の魚の中には
大きなハタや、魚を食べる種類の魚も
いるのですが、
ホンソメワケベラを食べることは
ないということです。
体をきれいにしてくれる魚 と
わかっているのですね。

クマノミ【変わるシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/クマノミ

【変わるシリーズ】

5月は「変わる」特集です。
第四弾はクマノミです。

10センチ~15センチ。
イソギンチャクを隠れ蓑に
ふわふわと泳ぐイメージの
愛らしいクマノミは
インド太平洋に広く生息しています。
※イソギンチャクと共生できるのは
 たくさんいるクマノミの仲間のうち
 10種類程度だそうです。

そんなイソギンチャク、
何が変わるかと言いますと、
性別が変わるのです。
生まれたときは、
オスでもメスでもないそうで、
その後の環境次第で変わるのだとか。
(オスになることが多いようです)

イソギンチャクは、数匹の
グループで暮らすのですが、
その中の一番大きな個体が
メスになって、
2番目に大きなオスと
ペアになって卵を産むそうです。

ちなみに、メスがいなくなったら
繰り上げ方式で
2番目に大きかったオスが
メスになるんだとか。
ものすごい方法で
子孫を残すのですね。

ネコゼフネガイ【変わるシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ネコゼフネガイ

【変わるシリーズ】

5月は「変わる」特集です。

第三弾はネコゼフネガイです。

アメリカ東岸からメキシコ湾岸に生息している
ネコゼフネガイは、5センチくらいの
小さな貝です。
他の貝に付着して生きる貝なのです。

この、ネコゼフネガイは
何が変わるかと言いますと、
性別が変わるのです。
変わり方(決まり方?)も
少々変わっています。
ネコゼフネガイ同士が積み重なって
くっつくことが多いそうで、
最初(一番下)にくっついた個体がメス。
一番上の小さいのはオスになるそうです。
ちなみに、間に挟まれた貝たちは
オスでもメスでもない「中性」で、
一番下のメスが死んでしまうと、
その上の貝がメスになるんだとか。

びっくりの方法で子孫を残す
貝がいるものなのですね・・・

クラゲ【変わるシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/クラゲ

【変わるシリーズ】

5月は「変わる」特集です。
第二弾はクラゲです。

生き物好きの皆さんでしたら
もうご存じかもしれません。
クラゲが「変わる」・・・
それは、形です。

卵から幼生が生まれると
イソギンチャクのようになるんです。
そのイソギンチャクのようなものから
ポロンポロンと「チビクラゲのもと」
のような幼生が生まれるのです。
※種類によっては違った形で増えるようです。

なんかとても不思議ですね。

ツユベラ【変わるシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ツユベラ

【変わるシリーズ】

連休に入り、関東では
日差しが強く、暑いぐらいの日が
続いていますが皆様いかが
お過ごしでしょうか。

5月は「変わる」特集です。
何かが変わる生き物を
特集しようと思います!

第一弾はツユベラです。

ツユベラはベラの仲間。
日本でも伊豆諸島から沖縄の海にかけての
広い範囲で見ることができます。

ツユベラが変わるのは、
「体の模様(色)」
写真は成魚で、尾びれにかけて
青い斑点があるのが特徴です。
顔にも青い筋が入っていて
とても派手ですね。
このツユベラの幼魚は、というと、
オレンジがかった赤い体に
黒の縁取りのある白い斑点が
背中にあり、
ちょっとカクレクマノミのような姿。
成魚とはかなり違いますね。
同じ魚とは思えないほど
色模様が変わってしまうのですね。

ニシオンデンザメ【サメシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニシオンデンザメ

【サメシリーズ】

4月はサメの特集です。
第四弾はニシオンデンザメです。

一度ご紹介しております、
ニシオンデンザメ。
北大西洋などに住んでいます。
最大7.3メートルにもなる大型のサメです。
大きさも驚きですが、
このサメの一番の驚きは寿命。
放射線年代測定法というやりかたで
推定され、最長で500歳程度だそうです。
脊椎動物の中でもっとも長寿なんだとか。
500年前の日本って何時代だ?汗
想像を絶する長生きですね。

ダルマザメ【サメシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダルマザメ

【サメシリーズ】

4月はサメの特集です。
第三弾はダルマザメです。

このサメは珍しいサメです。
体長は50センチぐらい。
とても小さいですね。
また、水深1,000メートルより
もっと深い深海に生息しています。

捕食方法も独特です。
相手の体にがぶっとかぶりつき、
そのままかみちぎって(噛み取って?)
食べるのです。
攻撃された魚の体には
丸く食いちぎられた跡が残り、
クッキーの型を取ったようなので
別名は「クッキーカッターシャーク」です。

この捕食方法だと、相手が大きくても
捕食対象になるし、致命傷にならない。
色々と珍しいサメですね。

ウバザメ【サメシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ウバザメ

【サメシリーズ】

4月はサメの特集です。
第二弾はウバザメです。

ウバザメは、世界中の海にいます。
12メートル以上の個体が確認されるほど
大きなサメです。

写真は口を開けているところです。
するどい歯がないことから、主食は
プランクトンなどであることがわかります。
大きな口を開けて、海水ごと吸い込み
プランクトンをエラで濾して食べるわけですね。
ジンベイザメと同じ食べ方です。
プランクトンを食べるために
のんびりと?水面近くいることがあります。
サメの、こわいイメージと真逆な感じですね。

ハンマーヘッドシャーク【サメシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/シュモクザメ

【サメシリーズ】

4月はサメの特集です。
第一弾は大人気!
ハンマーヘッドシャークです。

ハンマーヘッド、別名シュモクザメは
全世界の温帯などの海域に生息しています。
大きいものでは4メートルにもなります。

「シュモク」とは、「撞木」。
鐘などをたたくT字型のアレです。
確かに形が似ています。
それにしてもなんとも変わった形の頭です。
この、横に張り出した部分には、
微弱な電気を感知する器官があり、
他のサメより非常に発達しているそうです。
しかしながら、ご想像どおり、
正面が死角になってしまっています。
正面は、頭を振って見ている
(カバーしている)
と考えられています。
正面が見えることが当たり前の我々人間には
やはり不便そうな感じがしますね。