キリンクビナガオトシブミ 【変わった形シリーズ】

写真出典 https://en.wikipedia.org/wiki/Giraffe_weevil

12月は「変わった形」特集です。
第二弾は、キリンクビナガオトシブミです。

マダガスカルに生息している
オトシブミの仲間です。
葉っぱをくるくる器用に巻いて
卵を産み付けるんですよね。
それにしても長い。
メスの頭も少し長細いようですが
こんなに長いのはオスだけなんです。
どうしてこーーーーんなに首が長いのか?
詳しいことはよくわかっていないようです。
しかし、キリンもたしかに長いですが
この虫はほんとーーーーに長いですね。

グンタイアリ 【危険な虫シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/グンタイアリ

11月は「危険な虫」を特集します。
※虫苦手な人すみません。
 (自分も苦手ですが・・・汗)

第四弾は、2回目の登場、
グンタイアリです。

数十万から百万ものコロニーを作り、
見事な集団行動で生活している
グンタイアリ。
グンタイアリの恐ろしいところは
通り道にあるものは
何でも獲物にしてしまうところや
大きなあごでかみつくところ、
さらに、腹部には、
働きアリにも兵隊アリにも毒針があります。
一匹の毒性はそう強くないものの、
何度もしつこく刺し、
さらに集団で攻撃をするので
人間ももちろん気を付けないといけないです。
小さくても危険です・・・。

ヤマビル 【危険な虫シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリガネムシ

11月は「危険な虫」を特集します。
※虫苦手な人すみません。
 (自分も苦手ですが・・・汗)

第三弾は、ヤマビルです。

日本では岩手・秋田県以南の本州から
四国、九州に分布しています。
もともとは山奥に生息していましたが、
近年は里山にも生息地を広げています。
登山道の入り口に「ヤマビル用の塩」が
置いてあるのを見かけたりします。

弾力性があり、引っ張ってもちぎれない、
踏んでもつぶれないといわれることも。
(それだけでゾゾゾワゾワーーーっとします)
危険なのはもちろん「吸血」するから。
血液が固まらないように物質を注入して吸血。
吸われている側は気づきにくいそうです。
しかも地面から来るとは限らず、
木の上から落ちてくることもあるそうです。
(再び、ゾゾゾワゾワーーー)

最近寒くなってきて、活動のピークは
過ぎているとは思いますが、
気温が10度あれば動けるそうですので
登山される方はまだしばらくはご注意を!

ハリガネムシ 【危険な虫シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリガネムシ

11月は「危険な虫」を特集します。
※虫苦手な人すみません。
 (自分も苦手ですが・・・汗)

第二弾は、二度目の登場、
ハリガネムシです。

カマキリに限らず、
いろいろな昆虫に寄生するハリガネムシ。
乾燥すると固くなることから
「ハリガネムシ」と名前がついたとのこと。
ハリガネムシの卵は川底で孵化します。
その後、水生昆虫、
それらを食べる陸上の昆虫と宿主を変え
成虫になると、(ハリガネムシが)
産卵するためには
「水」がなければならないため、
宿主をあやつって(!)水辺へ誘導して、
宿主から出るそうです。
ちゃんと水辺に戻ってくるのが
すごいですよね。

トコジラミ 【危険な虫シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/トコジラミ

11月は「危険な虫」を特集します。
※虫苦手な人すみません。
 (自分も苦手ですが・・・汗)

第一弾は、今話題のトコジラミです。
名前にシラミとありますが、
カメムシの仲間です。
成虫で7ミリほど。
ご存じのとおり、吸血します。
このときにアレルギー物質を注入されるため、
激しいかゆみを伴います。
さらにやっかいなのは、退治が難しいこと。
殺虫剤に耐性を持った種類も発生し、
飢餓にも強く、隠れ上手で発見が難しい。
もし見つかったら、
業者に駆除をお願いしたほうが
よさそうです。

スズメガ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/スズメガ科

 

世界中になんと1200種類もいるスズメガは、
色も色々、木の幹のような色の個体もいるし
めちゃくちゃカラフルな個体も。
鶯色の体に透明な羽根を持つきれいな個体もいます。
おなかもぷっくりしていて、大きいので
庭などで見たらびっくりしてしまうかも・・・

成虫も大きいですが、幼虫も大きいです。
お尻にツノがあったりします。
幼虫も大きければフンも大きい・・・
フンが大きいということは、いっぱい食べる!
お庭の木に幼虫がついたら、葉はみんな
食べられてしまうかもしれませんね。

種類によっては、なんと時速50キロぐらいで
飛べるものもいるようです。
ものすごいですね。

コノハムシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コノハムシ科

熱帯アジアのジャングルに広く
分布しています。
メスは前の羽に葉脈のようなすじまであって
体も平たく、木の葉にそっくりですが
飛べません。
葉に似ているのはメスだけで、
オスはそんなに葉っぱに似ていませんが
飛ぶことができるそうです。

メスはそれぞれ色や模様が少しずつ
違っているそうです。
それも葉に似せた結果なんですかね・・・

森の木にこのコノハムシが
じっととまっていたら
見つけるのは難しそう・・・

 

ウデムシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ウデムシ

写真を見ると、ちょっとこわいですよね。
このインパクトのあるウデムシは
アジア、アフリカ、アメリカ大陸など、
世界中に広く生息しています。
(日本にはいないようです)

クモやサソリと同じくクモガタ類ではありますが、
ウデムシはクモにもサソリにも属していません。
体長は数cm以下と、意外に小さいです。
長い脚を広げると種によって
5cmから17cmぐらいになるようです。

あまり大きくはないですが肉食で、
昆虫やトカゲなどの小動物も捕食します。

しかし、なかなかの姿ですよね。
いかにも毒でも持っていそうですが
毒はないようです。

ヘビトンボ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘビトンボ

名前から、ヘビのような怖い顔をした
トンボを想像してしまいそうですが、
姿はヘビともトンボとはちょっと違います。
ヘビトンボは日本や中国やタイに
生息しています。

トンボと名がついていますが、
カゲロウの仲間です。
幼虫はきれいな川の中流から上流にいます。
さなぎになるときは、水から出て、
岸辺の石の下などでさなぎになるのですが
さなぎには大きな顎があって、
かまれたりするそうです。
成虫にも大きなあごがあり、かむことから
ヘビの名前がついたとも言われています。

さなぎがかみつくというのは
なんだか想像しづらいですが、
身を守るためなのでしょうね。

ルリボシカミキリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ルリボシカミキリ

ルリボシカミキリは日本の固有種です。
体の色には個体差があり、
エメラルドグリーンから鮮やかな水色など、
いずれもとても綺麗な色をしています。
鮮やかな青に黒い斑点があり、
触覚にも青と黒のしま模様がありますね。
なんとも言えない美しさです。

この美しい瑠璃色は、なんと、
死んでしまうと赤褐色に変色してしまうのです。
つまり、標本などで見るときは、
綺麗な青色ではなくなってしまっているわけです。
絶滅危惧種でもあるルリボシカミキリ、
さらに希少価値が高まりますね・・・。