投稿日: 2025年12月21日2025年12月21日ライオンゴロシ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ライオンゴロシ ライオンゴロシ?しかも植物?ずいぶんとおっかない名前ですがカラハリ砂漠に住む住民にとっては病気やけがの怪我の治療に使われる医薬草だそうです。てっきり猛毒の植物かと思ったのですがそうではないわけです。 写真は果実なのですがご覧のとおりトゲットゲで大きさは12センチほど。ではどのようにライオンを苦しめるのかというと口に絡みつくと痛さのあまり食事ができずに餓死してしまうとのこと。人間であればどうにでも取りようがありそうですが少々かわいそうな気もしますね。
投稿日: 2025年12月14日2025年12月14日ヒスイカズラ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒスイカズラ 前回、唯一の青い実を紹介しましたが今回はきれいな青い花、ヒスイカズラを紹介します。 フィリピンやマレー半島などに生息しているヒスイカズラ。名前の通り、花は美しい翡翠色です。これがたくさん咲いていたらさぞきれいでしょうね。 このヒスイカズラの受粉はなんと、オオコウモリが行うそうです。ちなみに花言葉は「私を忘れないで」。そりゃ、こんなに美しい花を見たら忘れませんよね。
投稿日: 2025年12月7日2025年12月7日ブルークォンドン 写真出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Elaeocarpus_angustifolius オーストラリアや東南アジアでは、写真のような青い実をつける植物があります。呼び名はいくつかあります。 特徴は、写真のように青い実をつけること。青い実?ほかにもありそう。珍しいのかな と思ってしまいがちですが青に近い紫などはありますが本当の青の実はほかにありません。しかもですよ、青い色素がない!どどどどうして?と調べてみると・・・非常に高尚なご説明でうまくまとめられず(つまりよくわからない)恐縮ですが原理としては、クジャクの羽根が青緑の光沢を放つのと同じだそうです。(解釈間違えてるかも・・・。 なんかしっくりこない) 唯一の青い実 とのことでかなり変わった植物です。
投稿日: 2025年11月30日2025年11月30日死者の指(マメザヤタケ) 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/マメザヤタケ ええと・・・。日本各地を含む世界中に分布してて、極めてふつうに見られるとあります。極めてふつう・・・・・自分は登山をしますが、注意力が足りないのか・・・極めてふつうに見た思い出がなかなかないような・・・。 マメザヤタケという名前もありますが見た目は「死者の指」がなんだか似合いますね。(?失礼かな)そして、食べるには適していないこと。ここはほっとするところです。もしこれが美味しかったら食べるのに少々の勇気が必要ではないかと。汗
投稿日: 2025年11月23日2025年11月23日ユキモチソウ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ユキモチソウ 見るからに中央にもっちもちのお餅のようなものが見えますね。ユキモチソウは、日本の本州の一部や、四国などの限られた場所に生息している貴重な植物です。実は、環境省の絶滅危惧II類に指定されています。 花の見ごろは春ですがむやみに採ったりせず見るだけにしましょうね。
投稿日: 2025年10月5日2025年10月5日ニオイバンマツリ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニオイバンマツリ 日本でも観賞用に栽培されるニオイバンマツリ。漢字では、匂蕃茉莉、別名はブルンフェルシアです。 色が大変きれいですが、この色、実は徐々に変化するのです。濃い紫色から薄い紫色、2日ほど経つと白い花になるそうです。1本の木に様々な色の花が咲いているように見えるのはなかなか美しいです。 美しいニオイバンマツリですが実は毒があります。お散歩中にペットが誤って食べてしまわないよう、お気を付けください。
投稿日: 2025年8月16日2025年8月16日ネナシカズラ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ネナシカズラ属 世界中の温帯から熱帯に分布するネナシカズラ。植物ですが、名の通り根がありません。他の植物に寄生して生きます。根がないと書きましたが、発芽は地表で、その時は根があります。数日以内に寄生する植物にたどり着かないと、か、枯れてしまう。(根があるのに枯れるとは・・・)また、葉もほぼありません。ごく小さな葉がある種もありますが、それは葉緑素をわずかに持って光合成をするものだそうで、葉緑素を持たない種もあります。植物だけど葉緑素がないのですね。 根も葉もないのは、寄生のための進化の結果なのでしょうかね。すごい進化です。
投稿日: 2025年7月27日2025年7月27日ケマンソウ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ケマンソウ 4月から6月にかけてあちらこちらで見かけるこの変わった形のお花。ケマンソウといいます。「ケマン」という仏具に形が似ていることからこの名前が来ています。別名「タイツリソウ」タイがぶらさがって並んでいるようにも見えますね。英語の別名で、「bleeding heart」(血の垂れる心臓)とも呼ばれます。ちょっとこわい別名ですね。 可愛いお花ですが、根茎と葉に毒があるそうです。お庭に植える際は気を付けて!
投稿日: 2025年7月20日2025年7月20日フィンガーライム 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/フィンガーライム 4~8センチの円筒形の実がなるフィンガーライム。果実の色は、緑や赤など。オーストラリアなどで見られるそうです。名前に「ライム」とありますが見た目はあまりライムに似ていませんね。実はこの果実、中が変わっています。写真の赤い実がそうなのですが、切ると、プリプリとした丸い実なのです。別名、キャビアライムです。 食べ方は、アイスクリームに乗せたりお好みで肉や刺身に乗せて食べてもいいようです。甘味があまりなく、酸味と苦み、とのことですので、ライムと同じように食べることができそうですね。
投稿日: 2025年7月6日2025年7月6日サンカヨウ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/サンカヨウ 今日ご紹介するのは、ひさしぶりの植物です。サンカヨウ(山荷葉)は、本州の中部より北の、山の中の湿った場所に生息しています。春から初夏にかけて2センチほどの小さな白い花を咲かせます。変わっているのは、この花は雨に濡れると、花びらが透明になるのです。乾くと白色に戻ります。なんとも可憐な性質ですね。