竜血樹【辰年しめくくりシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/リュウケツジュ

【辰年しめくくりシリーズ】
12月は今年の干支、辰年を振り返りましょう。
1月にも特集しましたが、
「ドラゴン」(っぽい?)
生き物の特集です。

今年最後のご紹介になります。
第五弾は竜血樹(リュウケツジュ)です。

辰年にちなみ、ドラゴンっぽい?生き物
ということで竜血樹をご紹介します。
漢字名に「竜」が入っています。
姿は全然ドラゴンっぽくなく、
実は植物(木)です。

以前に一度ご紹介している竜血樹。
名前がなんだかすごいです。
モロッコや、カナリア諸島、
マデイラ諸島などに生えています。

名前に「血」という字が入っていますが、
この名前の由来は、
はい、そうなんです。
幹に傷をつけると、
赤い樹液が出てくるそうです。
その樹液は、染め物に使われたり
漢方薬として使われたりしているようです。
 ※樹液は、本当に「流血」っぽいです。
  ちょっとびっくり。汗
木の形もユニークですよね。

今年もご覧くださいまして
誠にありがとうございました。
来年も色々ご紹介していきます。
引き続きよろしくお願いいたします。

セコイア【大きいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/セコイア

【大きいシリーズ】

7月は、「大きい」生き物の特集です。
第三弾はセコイアです。

セコイアはアメリカ西海岸沿岸の
一部に自生する、ヒノキの仲間です。
ちょっと日本では想像ができないですが
なんと、高さ115メートルになるものも
見つかっているそうです。
幹の直径は最大で9メートル・・・
そりゃあ、100メートル伸びるには
幹も太くないといけませんよね・・・。

植物もおどろきの大きさになるのですね。

シメコロシノキ【ちょっとコワイシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/絞め殺しの木

3月は「ちょっとコワイ」生き物の特集です。
第一弾はシメコロシノキです。

ものすごいインパクトのある名前ですね。
おだやかじゃないなぁ・・・汗

実は、イチジクの仲間など
いくつかのツル植物の俗称なんです。
もちろん、名の通り、
宿主植物に巻き付いて
しめころしてしまうという
特徴を持った植物です。
これは、太陽の光を取り合う
熱帯雨林で生きるための特性だそうです。
ものすごい進化の仕方ですね。

ショクダイオオコンニャク【大きいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ショクダイオオコンニャク

2月は「大きい」生き物の特集です。
第四弾はショクダイオオコンニャクです。

インドネシアやスマトラ島の
熱帯雨林に生息している
ショクダイオオコンニャク。
調べると、謎が深まるばかり・・・。

サトイモ科コンニャク属の植物
とのことですが、
花がでかすぎる・・・
1.5メートルとも言われる花は
周期はなく、
何年かけて咲かせるようです。
(このサイズの花では、体力?
 を使い果たしてしまいそうですね)
そして、虫をおびきよせる「匂い」は
人間にとっては「悪臭」だそうです。
しかもしかも、
中心にそびえるものは、匂いを
より遠くに届けるため、発熱するそうです。

きっと、必要があってこのように
進化したのだと思いますが、
それにしてもすごいですね。

リュウケツジュ【辰年シリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/リュウケツジュ

24年1月は今年の干支、辰年にちなんで
名前に「ドラゴン」がつく生き物の特集です。

第三弾は以前にご紹介した
「リュウケツジュ」です。

リュウケツジュは「竜血樹」と書きます。
カナリア諸島やマデイラ諸島などに
生息しています。
成長すると20メートルほどになる大木です。

名前の由来ですが、
この木の樹液は空気に触れると
赤くなるそうです。
なので、木の幹に傷をつけると
まるで血が出るように見えるというわけです。

その樹液は、薬や染料として
使われていた時代もあり
木は大事にされているようです。

ヒガンバナ【毒のあるいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒガンバナ

10月は毒のあるいきものを
ご紹介しようと思います。
第一弾はヒガンバナです。

ヒガンバナは「曼殊沙華」とも呼ばれ
(リコリスとも呼ばれます)
秋を感じるお彼岸のころに
あちこちで群生で咲いているのに
遭遇しますね。
「もう秋だなぁ」とか
「ここにこんなにヒガンバナが咲くんだ」なんて
思いながら見たりしますね。

花の形も美しいこのヒガンバナは
種は作らず、球根を増やして増えていきます。
その球根に強い毒がある有毒植物なんです。
モグラなどの害獣対策として、
田んぼのあぜに植えられることもあったようです。
危険ですので、見て楽しむだけにしましょうね。

ガラナ【赤いいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ガラナ

赤いいきものシリーズ第三弾はガラナです。

写真が・・・ちょっとギョッとしますよね。
ビックリな感じですみません。

ガラナはつる植物で、アマゾン川流域が原産地です。
成長すると赤い殻で覆われた実をつけ
中には白色の果実と黒い種があり、
熟すと目のように見えてしまいます。
(写真は、実が弾けて種が見えている状態)
なかなか驚きの見た目ですね・・・

見た目はこわいぐらいですが、
健康飲料として利用されています。
北海道では一般的に売られているようです。

ラフレシア【赤いいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラフレシア

世界最大の花を咲かせることで有名な
ラフレシア(ラフレシア属の植物)は、
東南アジアの島やマレー半島に生息します。
直径は90センチほどにもなるそうです。

この植物、寄生植物なので
葉っぱや根がないのです。
そして、においが強烈だそうです。
腐敗臭のような
強烈な匂いを放つそうです。
1週間ほど咲いた後は
すぐに腐ってしまうそうです。
(腐る前からにおいは・・・・汗)

ツチアケビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ツチアケビ

アケビと名前についていますが、
アケビの仲間ではなく、
ランの仲間で、黄色い、ランらしい?
花を咲かせます。

写真はツチアケビの実です。
赤が印象的ですね。
地面から直接生えて、葉はないそうです。
葉がないので光合成はしません。
栄養は、菌から得ています。

臭いが強く、苦みもあるため
食用には向いていないようですが
薬用酒などに使われるようです。
森林でこの赤は目立つでしょうね。

ヒカリゴケ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒカリゴケ

北半球に分布しているヒカリゴケ、
日本では北海道と、
本州の中部地方以北の
洞窟や岩陰、倒木の陰などの
暗く湿った場所にいます。
(ん?います?で合ってる?)

他に仲間はおらず、
非常に珍しく貴重なコケです。
光って見えますが、
発光しているのではなく、
少しの光でも反射するので、
光るように見えるのです。
群馬県の鬼押出し園などで
見ることができます。

※番外編
 今日、とある山の中で
 カエンタケを見ました。
 毒性の強い危険なものですので
 絶対に触らないでくださいね!
 https://ikimono.bebetch.net/?p=2008