投稿日: 2025年6月15日2025年6月15日ハゼ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハゼ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第三弾はハゼです。干潟を歩き回る愛嬌たっぷりのトビハゼなど日本でもおなじみのハゼ。砂泥底などに生息しているいくつかの種のハゼはテッポウエビなどの巣穴に同居したりします。外敵の接近をハゼが発見し、テッポウエビに知らせてともに巣穴に逃げ込む・・・ちょっと巣穴が狭くなりそうですが敵から身を守りたいテッポウエビにはありがたい護衛になりますね。 写真にちょうどテッポウエビが写っています。下のハゼの尻尾のあたりにいます。
投稿日: 2025年6月8日2025年6月8日アリ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/アリ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第二弾はアリです。 日本でおよそ280種、世界で推定2万種以上いるアリは種類も多いし、数も多い!地球上に推計で2京匹!?いるといわれています。 そんなアリは、アブラムシと共生します。(すべてのアブラムシではないです)アブラムシは、植物の汁を吸う際に余分な糖分を含む甘露を排出します。アリは、その甘露をエサとしてもらうわけです。アリは、アブラムシの天敵のテントウムシを追い払ってアブラムシを守ってくれるのです。 まったく違う種類の生き物がお互いに利益を得られる、良い関係ですね。
投稿日: 2025年6月1日2025年6月1日ホンソメワケベラ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ホンソメワケベラ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第一弾はホンソメワケベラです。 日本近海ですと、房総半島以南の南日本の海に生息しているホンソメワケベラ。12センチほどと小さいです。写真のとおり、青や黒のラインが美しく、印象的ですね。 この小さなホンソメワケベラは他の魚にとってはとても大事な役割を担っています。他の魚の体を掃除するのです。掃除してもらう側の魚の中には大きなハタや、魚を食べる種類の魚もいるのですが、ホンソメワケベラを食べることはないということです。体をきれいにしてくれる魚 とわかっているのですね。
投稿日: 2025年5月25日2025年5月25日クマノミ【変わるシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/クマノミ 【変わるシリーズ】 5月は「変わる」特集です。第四弾はクマノミです。 10センチ~15センチ。イソギンチャクを隠れ蓑にふわふわと泳ぐイメージの愛らしいクマノミはインド太平洋に広く生息しています。※イソギンチャクと共生できるのは たくさんいるクマノミの仲間のうち 10種類程度だそうです。 そんなイソギンチャク、何が変わるかと言いますと、性別が変わるのです。生まれたときは、オスでもメスでもないそうで、その後の環境次第で変わるのだとか。(オスになることが多いようです) イソギンチャクは、数匹のグループで暮らすのですが、その中の一番大きな個体がメスになって、2番目に大きなオスとペアになって卵を産むそうです。 ちなみに、メスがいなくなったら繰り上げ方式で2番目に大きかったオスがメスになるんだとか。ものすごい方法で子孫を残すのですね。
投稿日: 2025年5月18日2025年5月18日ネコゼフネガイ【変わるシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ネコゼフネガイ 【変わるシリーズ】 5月は「変わる」特集です。 第三弾はネコゼフネガイです。 アメリカ東岸からメキシコ湾岸に生息しているネコゼフネガイは、5センチくらいの小さな貝です。他の貝に付着して生きる貝なのです。 この、ネコゼフネガイは何が変わるかと言いますと、性別が変わるのです。変わり方(決まり方?)も少々変わっています。ネコゼフネガイ同士が積み重なってくっつくことが多いそうで、最初(一番下)にくっついた個体がメス。一番上の小さいのはオスになるそうです。ちなみに、間に挟まれた貝たちはオスでもメスでもない「中性」で、一番下のメスが死んでしまうと、その上の貝がメスになるんだとか。びっくりの方法で子孫を残す貝がいるものなのですね・・・
投稿日: 2025年5月11日2025年5月11日クラゲ【変わるシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/クラゲ 【変わるシリーズ】 5月は「変わる」特集です。第二弾はクラゲです。生き物好きの皆さんでしたらもうご存じかもしれません。クラゲが「変わる」・・・それは、形です。 卵から幼生が生まれるとイソギンチャクのようになるんです。そのイソギンチャクのようなものからポロンポロンと「チビクラゲのもと」のような幼生が生まれるのです。※種類によっては違った形で増えるようです。 なんかとても不思議ですね。
投稿日: 2025年5月4日2025年5月4日ツユベラ【変わるシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ツユベラ 【変わるシリーズ】 連休に入り、関東では日差しが強く、暑いぐらいの日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。 5月は「変わる」特集です。何かが変わる生き物を特集しようと思います! 第一弾はツユベラです。ツユベラはベラの仲間。日本でも伊豆諸島から沖縄の海にかけての広い範囲で見ることができます。 ツユベラが変わるのは、「体の模様(色)」写真は成魚で、尾びれにかけて青い斑点があるのが特徴です。顔にも青い筋が入っていてとても派手ですね。このツユベラの幼魚は、というと、オレンジがかった赤い体に黒の縁取りのある白い斑点が背中にあり、ちょっとカクレクマノミのような姿。成魚とはかなり違いますね。同じ魚とは思えないほど色模様が変わってしまうのですね。
投稿日: 2025年4月27日2025年4月27日ニシオンデンザメ【サメシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニシオンデンザメ 【サメシリーズ】 4月はサメの特集です。第四弾はニシオンデンザメです。 一度ご紹介しております、ニシオンデンザメ。北大西洋などに住んでいます。最大7.3メートルにもなる大型のサメです。大きさも驚きですが、このサメの一番の驚きは寿命。放射線年代測定法というやりかたで推定され、最長で500歳程度だそうです。脊椎動物の中でもっとも長寿なんだとか。500年前の日本って何時代だ?汗想像を絶する長生きですね。
投稿日: 2025年4月20日2025年4月20日ダルマザメ【サメシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダルマザメ 【サメシリーズ】 4月はサメの特集です。第三弾はダルマザメです。 このサメは珍しいサメです。体長は50センチぐらい。とても小さいですね。また、水深1,000メートルよりもっと深い深海に生息しています。 捕食方法も独特です。相手の体にがぶっとかぶりつき、そのままかみちぎって(噛み取って?)食べるのです。攻撃された魚の体には丸く食いちぎられた跡が残り、クッキーの型を取ったようなので別名は「クッキーカッターシャーク」です。 この捕食方法だと、相手が大きくても捕食対象になるし、致命傷にならない。色々と珍しいサメですね。
投稿日: 2025年4月13日2025年4月13日ウバザメ【サメシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ウバザメ 【サメシリーズ】 4月はサメの特集です。第二弾はウバザメです。 ウバザメは、世界中の海にいます。12メートル以上の個体が確認されるほど大きなサメです。 写真は口を開けているところです。するどい歯がないことから、主食はプランクトンなどであることがわかります。大きな口を開けて、海水ごと吸い込みプランクトンをエラで濾して食べるわけですね。ジンベイザメと同じ食べ方です。プランクトンを食べるためにのんびりと?水面近くいることがあります。サメの、こわいイメージと真逆な感じですね。