投稿日: 2024年1月28日2024年1月28日タツノオトシゴ【辰年シリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/タツノオトシゴ 辰年シリーズ、第四弾は「タツノオトシゴ」です。 熱帯から温帯の浅い海に生息するタツノオトシゴは姿形が特徴的ですよね。魚っぽくはないというか・・・。そして、特に特徴的なのはオスが育児嚢で卵を保護するところです。オスのおなかから子供が出てくるなんとも神秘的ですね。出てきた子供はほぼ大人と同じ形。尻尾を海藻に巻き付けるさまはかわいらしいですよね。
投稿日: 2024年1月14日2024年1月14日リュウグウノツカイ【辰年シリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/リュウグウノツカイ 24年1月は今年の干支、辰年にちなんで名前に「ドラゴン」がつく生き物の特集です。第二弾は、「リュウグウノツカイ」です。 皆様ご存じのとおり、レアな生き物で目撃されるだけで騒ぎになってしまうリュウグウノツカイ。銀色の体に赤いヒレ。大きいもので体長5メートルにもなります。深海魚なのでめったにお目にかかれませんが国内のいくつかの水族館で標本を見ることができます。私も静岡県に見に行ったことがありますが標本でありながら迫力がありました! 通常深海に住むリュウグウノツカイが海面に出てくるのは地震の前触れ と言われることもあるようですが、これは根拠はないようです。でも、名前のとおり、まるで竜宮から来たかのような幻想的な姿ですよね。
投稿日: 2023年12月24日2023年12月24日ヤツメウナギ 【変わった形シリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤツメウナギ12月は「変わった形」特集です。第四弾は、ヤツメウナギです。ヤツメウナギは世界中の寒冷水域の淡水域を中心に生息しています。ヤツメ の名前の由来は体の両側に7対のエラの穴があってそれも目みたいに見えるから だそうです。見た目も名前もウナギっぽいですが、ウナギの仲間ではないそうです。 そして、なんといっても口が特徴的です。実はこれがウナギとの決定的な違いで、顎がない「無顎類」になるそうです。しかもこの特徴的な口は吸盤になるそうでなんだかもう、おどろきだらけです。このヤツメウナギで今年は最後のお届けになります。今年一年、ありがとうございました!来年もよろしくお願いします。m(__)m
投稿日: 2023年12月3日2023年12月3日コブダイ 【変わった形シリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コブダイ12月は「変わった形」特集です。第一弾は2回目の登場、コブダイです。 日本南部の太平洋や東シナ海などに生息するコブダイ。1メートルぐらいになる大きな魚です。目の上のコブとアゴが特徴的ですよね。もし海の中でバッタリ会ったらびっくりしますよね・・・。 実はこのコブ、オスだけの特徴なんです。コブダイはハーレムを作るそうで、このイカツイコブは、自分が強いオスだというアピールなんだそうです。 人懐っこい一面もあるようで、ダイバーにスリスリしたりすることもあるようです。
投稿日: 2023年10月29日2023年10月29日ウミケムシ 【毒のあるいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ウミケムシ 10月は毒のあるいきものをご紹介しています。第五弾は2回目の登場、ウミケムシです。 日本の本州中部以南、太平洋南西部、インド洋に生息するゴカイの仲間であるウミケムシは以前にご紹介していますが毒を持っています。 ゴカイをエサにするため釣りのときにこのウミケムシが釣れてしまうこともあるようですが絶対に触ってはいけません。ウミケムシの体毛には「コンプラニン」と呼ばれる毒があり、命に別状はないそうですが刺された場所は痛みや痒みや腫れなどの症状が出るようです。
投稿日: 2023年10月22日2023年10月22日オニダルマオコゼ【毒のあるいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オニダルマオコゼ10月は毒のあるいきものをご紹介しています。第四弾はオニダルマオコゼです。 見た目、ほぼ岩?という感じのオニダルマオコゼはインド洋・太平洋西部のサンゴ礁など浅い海に生息しています。日本だと、小笠原諸島。や奄美大島、沖縄周辺に分布しています。 体長は40cm程度で、肉食性で、小魚や甲殻類を食べます。海底で動かずじっと獲物を待つタイプです。 この岩のようなお魚には非常に危険な毒があります。背ビレのとげから強力な神経毒であるストナストキシンを分泌します。浅いところにいて、じっとしてて、岩にそっくり・・・襲ってくることはなくても、気づかずに触ったり踏んだりしてしまうかも。気を付けなければいけませんね。
投稿日: 2023年10月8日2023年10月8日ヒョウモンダコ【毒のあるいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒョウモンダコ10月は毒のあるいきものをご紹介しています。第二弾はヒョウモンダコです。 西太平洋熱帯域・亜熱帯域の浅い海の岩礁やサンゴ礁に住んでいるヒョウモンダコ。近年は九州北部、中国地方、四国、関東などでも見られています。 漢字で書くと、「豹紋蛸」です。危険を感じると、体に鮮やかな青い輪の模様が出て、これがヒョウの模様のようなのです。 10センチほどの小さなかわいいタコなのですがでも気を付けなければいけません。フグと同じ猛毒を持っているのです。見つけてもけっして刺激しないように!
投稿日: 2023年9月10日2023年9月10日メンダコ【赤いいきものシリーズ】 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/メンダコ 今までいろいろないきものを紹介してきました。昔に紹介したいきものも含めて、9月は(唐突ですが)「赤が印象的ないきもの」に焦点をあててみたいと思います。 トップバッターはメンダコです。 スカートに目と耳(ほんとはヒレ)と短い脚がついてる・・・そんな見た目のメンダコは深海に住んでいます。 深海では必要ないのかもしれませんがメンダコは墨は吐きません。(持ってないのです) また、生態がまだよくわかっていないこともあるかと思いますが、地上での飼育は難しいようです。そう考えると、捕まえてしまうのはかわいそう。でも会いたいですね。
投稿日: 2023年8月17日2023年8月17日アユカケ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アユカケ アユカケは別名カマキリ、アラレウオ。カジカの仲間の日本固有の魚です。アユカケという名前の由来は、エラのフタ部分に付いている突起で、泳いでいる鮎を引っかけてつかまえるところから来ているとのことです。 アユカケの特徴は、動かずにじーーーーっとして獲物を待つところ。これは石化けと呼ばれていて、まるで石になったかのよう。石と見間違えた魚が、近づいてしまい、捕食されてしまいます。 メスは、産卵を終えると、オスは、卵を外敵から守り、孵化が終わると、一生を終えます。命をつなぐための一生なんですね。
投稿日: 2023年7月30日2023年7月30日アカマンボウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アカマンボウ 色がきれいですね。世界中の熱帯・温帯の海に広く生息しているアカマンボウは全長2m、体重270kgになる大型の魚です。そして水深500mの深い海に住んでいます。ご覧のとおり、マンボウにも似ていますが、実はまったく別の魚で、あのリュウグウノツカイの親戚だそうです。 アカマンボウは、血液の温度を保つことができる唯一の魚なんだそうです。これは哺乳類や鳥類とほぼ同じ体温維持の方法になるんです。びっくりですね・・・。