キンシコウ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/キンシコウ

じーっと見ていると、おさるさんなのに、
おさるさんでないような気がしてしまう・・・。
なんともたとえようのないお顔立ちのキンシコウは
中国の中西部(湖北省や四川省など)に住んでいます。

ゴールデンモンキーとも呼ばれていて、
オレンジがかった体毛が太陽に照らされると金色に見えるそうです。
とても神々しい姿ですよね。

毛皮が狙われたり、食べると薬になると信じられているそうで、
絶滅の危機にあります。
生息数が回復することを祈るばかりです。

 

デンキウナギ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/デンキウナギ

ご存じ、デンキウナギ。
名前のとおり、発電できるウナギ・・・
と思いきや、
名前はウナギですが、
ウナギの仲間ではありません。
「デンキウナギ」という
別の種類に分類されています。

アマゾン川などに住み、
小魚などを捕食するときや
身を守る際に発電しますが、
この電力量が半端ない。
我々が家庭で使う電気は
おおむね電圧が100Vですが
このお方は一瞬ですが600~800Vもの
電圧を発生することができます。
こんなものを川の中でくらったら
気絶しちゃいます。
(気絶では済まないかも。危険すぎます)

水族館などでも「今発電してます」
といった展示を
していることもあるので
ぜひこのハイパワーな生き物を
じっくり見てみてください。


マヌルネコ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/マヌルネコ

モッフモフで小耳の可愛いマヌルネコ。
ネパール、パキスタン、ロシアなどなど・・・寒い地域に住んでいます。
そのためのモフモフなんですね。
体毛が長く密集して生えているので、丸々と太った立派な体型に見えるわけですね。
生息数は減っていて、ロシアなどで繁殖に力を入れています。

名前の「マヌル」はモンゴル語で「小さい野生ネコ」だそうです。

少し前に、那須どうぶつ王国で「コマヌルネコ」が人気になりましたね。
マヌルネコ特有の、カクカクした動きがかわいいですよ。

プーズー

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/プーズー

世界一小さい鹿、プーズーは、チリやアルゼンチンなどの
一部の地域にしか生息しない準絶滅危惧種で、1万頭ほどしか生息していません。
体高は80センチほどとのこと。柴犬より少し大きいくらいでしょうか。
ニホンジカと比べると相当な小ささですね。

竹林や下草のある森を好み、食べ物は木の枝や果実など。
オスにしか生えない角は10センチほどだそうです。
これまたものすごく小さくてかわいい角ですね。

日本でプーズーが見られるのは、埼玉県東松山市にある
「こども動物自然公園」だけだそうです。
もし見に行くなら、この小さな生き物をおどかさないよう、
しずか~に観察しましょうね。

ナマケモノ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ナマケモノ

南アメリカや中央アメリカの熱帯雨林に生息する、
なんだか弱々しい雰囲気のナマケモノ。
一生のほとんどを木の上で過ごします。
地上に降りるのは、週に1回のトイレのときぐらいです。
ゆーっくり動くので基礎代謝が低く、なんとほ乳類では珍しく変温動物。
これも少しの栄養で生き抜くための知恵でしょうね。
あまりにゆっくり動くので体に苔が生えちゃう。
この苔は森や木々に溶け込む擬態になっているとのことですが
その苔も食料になるそうです。

それにしてもものすごい爪。これでは地上をささっと移動するのは難しいですね。

チーターのようにむちゃくちゃ早い生き物もいれば
ナマケモノのように極力動かない生き物もいる・・・
環境に適応するってすごいです。

ヨタカ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨタカ

あれ、もしかしてご機嫌ナナメ・・・?
と思ってしまうような表情のヨタカさん。
ロシア南東部やアジア大陸の広い範囲に生息する渡り鳥で、日本には夏に来るそうです。
夜行性で、大きな口を開けて昆虫などをつかまえて食べます。
巣のようなものは作らず、葉の上などに卵を産んで、
温めている間はほとんど動かないとのこと。
この柄はかなりのカモフラージュになりますね。
しかしちょっと変わった枝の止まり方。水平に腹ばいに止まっています。
これもカモフラージュのためかな・・・。

カブトエビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カブトエビ

懐かしい!子供のころ夢中になってつかまえたよ~
という人や、飼った人もいるのではないでしょうか?
実は私はかなりの大人になって初めて見たのがこのカブトエビです。
見つけた時にはしばらく目が釘付けになっておりました。
(いい大人が田んぼのへりにしゃがみこんで動かないなんて変だったかも)

見た目はカブトガニに似ていますがミジンコの仲間のカブトエビ。
関東以西の田んぼなどにいます。
大きさは3mmほどで、とっても小さくかわいいです。
田んぼにお水が入ると、前年に産み付けられた卵が2~3日で孵化し、
大人になったら卵を産んで命を終えるそうです。この間約1か月!
しかも、卵は全部は孵化しないそうです。種の保存のためです。
毎回感じておりますが、本当に「いきものってすごい」ですね。

オカピ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オカピ

キリンの仲間、オカピです。

コンゴ共和国に生息していますがとても生息数が少ないオカピ。
馬の仲間ではなく、キリンの仲間です。
そういえば耳が大きなところ、舌が長いところ、小さな角の感じなど
キリンに似ている感じがします。

一度、横浜動物園ズーラシアに見に行ったことがありますが、
暑い日だったせいか、オカピが隠れ上手だったせいか、
見つけることができずに帰ってきたことがありました。
オカピは大変臆病ということと、お尻のシマシマが森に溶け込むのに
適した模様であることを身をもって体験してきました・・・汗

ヒクイドリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒクイドリ

ダチョウのような(恐竜のような?)ものすごい足をもつヒクイドリ。
鳥というにはこわいほどたくましい。

ダチョウの次に重いといわれるのがこのヒクイドリ。
オーストラリアやインドネシアの一部に生息しています。
臆病な性格ですが、怒らせるとこわい。
きっと敵なしなんだろうなと思いたいですが、
実際は絶滅が危惧されているそうです。
雛の生存率は1%とも言われているとのこと。
森林の減少なども原因のひとつです。

がんばって生き残ってほしいですね・・・。

カワネズミ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カワネズミ

水にぬれたからだが銀色に見えることからギンネズミとも呼ばれるカワネズミ。
日本固有の生き物で、本州と九州に生息しています。

魚やサワガニなどを食べるそうで、渓流などのきれいなお水の付近に住んでいるので
だんだん住む場所が少なくなってきているようです。

カワネズミの生息地が広がればいいですね・・・。

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館や江の島水族館で会えます。