土竜【辰年しめくくりシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/モグラ科

【辰年しめくくりシリーズ】
12月は今年の干支、辰年を振り返りましょう。
1月にも特集しましたが、
「ドラゴン」(っぽい?)
生き物の特集です。

第三弾は土竜です。

辰年にちなみ、ドラゴンっぽい?生き物
ということで、名前に竜の字が入っている
「土竜」をご紹介します。
でも見た目が全然
ドラゴンじゃないんですよね・・・
(モグラのことです)

モグラは、日本のあちこちに生息しています。
なかなか姿を見ることはないですが
土をほじくった小さな塚のようなものを
見かけることがありますね。
毛並みがきれいでなかなかかわいらしく見えます。
目はあまりよく見えていません。
穴を掘って暮らすため、
前足には多くな爪がついています。
色々な種類のモグラがいますが、
日本にいるのは日本固有種だそうですよ。

カナヘビ【辰年しめくくりシリーズ】

写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニホンカナヘビ

【辰年しめくくりシリーズ】
12月は今年の干支、辰年を振り返りましょう。
1月にも特集しましたが、
「ドラゴン」(っぽい?)
生き物の特集です。

第二弾はカナヘビです。

名前に「ヘビ」とありますが、
ご覧のとおり、足がありますね。
カナヘビはトカゲの仲間です。
見た目がちょっとドラゴンっぽいので
今回ご紹介しようと思います。

日本の広い範囲に生息しているので
見たことがある方も多いと思います。
家の庭などでも見ることができますね。
とても身近な生き物です。

大きさは25センチぐらい。
尻尾が長くて、全体の2/3ほどです。
我々が見かけるときはたいてい
ひなたぼっこをしているときのようです。
なんだかかわいいですね。


尻尾は、再生しますが、
切れた個所によって、3か月ほど
かかる場合があるようです。
再生するとはいえ、元通りに動かしたりは
できなくなるようです。
「尻尾切り」はカナヘビにとって
大変なことなのですね。

センザンコウ【よろいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/鱗甲目

【よろいシリーズ】

11月は「鎧をまとう」生き物の特集です。
第三弾はセンザンコウです。

完璧なウロコに覆われていますね。
センザンコウは、アジア、アフリカ大陸に
生息しています。
主食はシロアリ。歯はなくて、
長い舌を持っています。
身を守るために丸まります。


このセンザンコウ、
非常に心配なことに、
密漁のため、絶滅の危機にあります。
ウロコや肉を薬の原料として使われ、
また、革製品などに利用されているとのこと。
この危機に、2011年には、
「世界センザンコウの日」が制定されたそうです。
保全活動を進めるためですね。
(毎年2月の第3土曜日)
保全が間に合うことを祈るばかりです。

サイ【よろいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/サイ

【よろいシリーズ】

11月は「鎧をまとう」生き物の特集です。
第二弾はサイです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/サイ

アフリカ、インドなど、
暖かい地域に生息しているサイは、
皮膚が非常に厚くて硬く、
まるで鎧を着ているようですね。
体も大変大きく、
大きなものだと4メートル、
体重は2トン以上あります。
まるで恐竜のようで、
向かうところ敵なしのように見えますが
現在5種類いる、そのいずれも
絶滅の危機に瀕しています。
ご存じと思いますが、原因の一端は
人間によるものなのです。
生息域の開発や、狩猟密漁などが原因です。
保護活動はされていますが、
なかなか数を増やすのは難しいようです。

アルマジロ【よろいシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/被甲目

【よろいシリーズ】
11月に入っても、変に暑かったりして
気候が変わってきているのを感じますね。

11月は「鎧をまとう」生き物の特集です。
第一弾はアルマジロです。

北アメリカ南部からアルゼンチンにかけて
生息しているアルマジロ。
オオアルマジロは100センチほど、
ヒメアルマジロは10センチほどと
大きさはさまざま。

全身を、鱗甲板と呼ばれる
かたい皮膚で覆われています。
英名の「アルマジロ」は、
スペイン語の「武装したもの」という
意味から来ているそうです。

敵に襲われると、手足をひっこめて
甲羅で身を守るのですが
完全に真ん丸になるのは
2種類だけだそうです。
完全に丸くなるとは・・・
すごい防御方法ですね。

キンシコウ【おさるさんシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/キンシコウ

9月は、「おさるさん」の特集です。
第五弾は、キンシコウです。

中国中西部に住んでいるキンシコウ。
目の周りや口周りが青白いのが特徴ですね。
あと、鼻がぺちゃっとしています。
シシバナザルの仲間なんですね。

開発などで住まいを追われ、また
密猟などで数が減ってしまっていて
ワシントン条約付属書に記載されています。

そして、キンシコウといえば、
西遊記に出てくる孫悟空の
モデルではないかと言われていますね。

今月は5回にわたって
おさるさんをご紹介してきました。
ひとくちに「猿」といっても
見た目も特徴も生息地域も
全然違っていましたね。
生き物の世界は面白いですね。

 

ピグミーマーモセット【おさるさんシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ピグミーマーモセット
9月は、「おさるさん」の特集です。

第四弾は、ピグミーマーモセットです。

小さいものはかわいい!
の見本のようなおさるさんです。

ピグミーマーモセットは、
ブラジルやペルーなどに生息しています。
大きさですが、
頭から尻尾の先まで30センチから
大きくても40センチほど。
体重は大きくても140グラム!
あまりにも小さいですね。
主食は「樹液」だそうです。

繁殖は1年に2回、
1回で2頭ほどの赤ちゃんを
産むようです。
どれほど小さな赤ちゃん
なんでしょうね・・・

テングザル【おさるさんシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/テングザル
9月は、「おさるさん」の特集です。
第三弾は、テングザルです。

ボルネオ島に生息している
テングザルは、
あらためて説明するまでもなく
見た目が特徴的すぎますね。

これほど鼻が大きくなったのは、
オスが強いことを示すために
大きく低い声で鳴くそうで
この鼻が共鳴器の役割を果たすそうです。


同じ猿の仲間には
シシバナザルといって
鼻がぺちゃんこでかわいい猿もいます。
生き物の世界は不思議ですね。

ゴールデンライオンタマリン【おさるさんシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アイアイ

9月は、「おさるさん」の特集です。
第二弾はゴールデンライオンタマリンです。

ブラジルに住む
ゴールデンライオンタマリンは
全身の毛が金色みたい
(な、赤みがかった黄色?)
そして、顔のまわりの毛がふさふさで
ライオンのようだという、
見たままの名前の由来です。

大きさは、体長が30センチほど、
体重は700グラムほどだそうで
とても小さくかわいらしい猿です。
一時期、生息地の破壊や乱獲で
数が減ってしまったようですが
今は保護されていて
数が増えつつあるとのことです。

アイアイ【おさるさんシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アイアイ

驚くほどノロノロの台風に
各地で多大な被害が
出てしまいましたね。
9月1日は防災の日でもあり
9月は、身の回りの安全を
改めて見直す月ですね。

と、立派な前振りと
関係はほぼないですが
9月はおさるさんシリーズで
行こうと思います。

第一弾はアイアイです。

マダガスカルに住むアイアイは
黒い毛と長い尻尾が特徴ですね。

日本では、童謡で歌われたおさるさんなので
ご存じの方も多いと思います。

このおさるさん、
お顔立ちも少々怖めですが
特徴はもうひとつ。
中指だけがすごく細くて長いんです。
木の幹の中に潜んでいる虫を
探すために進化した指なんです。
トントンたたいて空洞を探し、
指を差し入れてほじほじして
虫を出すんです。
これはなかなかすばらしい進化ですよね。
別名は「指猿」だそうです。
特徴そのままですね。