ガラナ【赤いいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ガラナ

赤いいきものシリーズ第三弾はガラナです。

写真が・・・ちょっとギョッとしますよね。
ビックリな感じですみません。

ガラナはつる植物で、アマゾン川流域が原産地です。
成長すると赤い殻で覆われた実をつけ
中には白色の果実と黒い種があり、
熟すと目のように見えてしまいます。
(写真は、実が弾けて種が見えている状態)
なかなか驚きの見た目ですね・・・

見た目はこわいぐらいですが、
健康飲料として利用されています。
北海道では一般的に売られているようです。

ラフレシア【赤いいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラフレシア

世界最大の花を咲かせることで有名な
ラフレシア(ラフレシア属の植物)は、
東南アジアの島やマレー半島に生息します。
直径は90センチほどにもなるそうです。

この植物、寄生植物なので
葉っぱや根がないのです。
そして、においが強烈だそうです。
腐敗臭のような
強烈な匂いを放つそうです。
1週間ほど咲いた後は
すぐに腐ってしまうそうです。
(腐る前からにおいは・・・・汗)

ツチアケビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ツチアケビ

アケビと名前についていますが、
アケビの仲間ではなく、
ランの仲間で、黄色い、ランらしい?
花を咲かせます。

写真はツチアケビの実です。
赤が印象的ですね。
地面から直接生えて、葉はないそうです。
葉がないので光合成はしません。
栄養は、菌から得ています。

臭いが強く、苦みもあるため
食用には向いていないようですが
薬用酒などに使われるようです。
森林でこの赤は目立つでしょうね。

ヒカリゴケ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒカリゴケ

北半球に分布しているヒカリゴケ、
日本では北海道と、
本州の中部地方以北の
洞窟や岩陰、倒木の陰などの
暗く湿った場所にいます。
(ん?います?で合ってる?)

他に仲間はおらず、
非常に珍しく貴重なコケです。
光って見えますが、
発光しているのではなく、
少しの光でも反射するので、
光るように見えるのです。
群馬県の鬼押出し園などで
見ることができます。

※番外編
 今日、とある山の中で
 カエンタケを見ました。
 毒性の強い危険なものですので
 絶対に触らないでくださいね!
 https://ikimono.bebetch.net/?p=2008

ヘクソカズラ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘクソカズラ

夏を中心に(ちょうど今時期ですね)
真ん中が赤で白色の小さな花を
たくさん咲かせるこの植物、
「早乙女花」など、かわいらしい名前で
呼ばれることもあるのですが、
広くは「ヘクソカズラ」と呼ばれています。
漢字にすると・・・屁糞葛。
元々は「屁臭」だったようで、
もう、こんなに変なお名前、あり!?
という気もします。

この名前の由来ですが、どうも
葉をつぶしたりすると
とっても臭いそうなんです。
(そういえば触ったことはなかったな・・)
花はかわいいんですけどねぇ・・・。汗

ハンカチノキ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハンカチノキ

ハンカチノキは、中国南西部の標高
二千メートル付近の山地に自生しています。
「生きた化石」と呼ばれ、一属一種の
大変珍しい植物です。

ハンカチノキは名前の通り、
ハンカチのような白い「花」をつけます。
その形状から「幽霊の木」とか「鳩の木」と
呼ばれることもあります。

ハンカチノキの葉からの香りは独特で、
ガス漏れのにおいとか、臭いとか言われ
切られてしまうこともあるほどです。
見た目が可憐なだけになんだか残念・・・

ブラシノキ

真っ赤な花が目を引くブラシノキは
オーストラリアからニューカレドニアに
分布する常緑性花木です。

名前のとおり、見たままのブラシノキの
最大の特徴は花の姿ですね。
ビンを洗うためのブラシそっくりの姿です。
英語でボトルブラッシュ(Bottlebrush)
とも呼ばれます。
和名はキンポウジュ(金宝樹)です。
おしべの先端が金の粉のように見える
ことからこの和名のようです。

名前のかわいさと姿のかわいさで
ご紹介しました。

リュウケツジュ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/リュウケツジュ

写真からもインパクトのある木だなと
伝わりますが、
名前のインパクトがすごいですね。

「竜血樹」とよばれる木は、
カナリア諸島、マデイラ諸島など、
およびモロッコの一部に生息している
ドラセナ属の木を指し、
1本の木を指す名前ではないようです。

幹を傷つけると、流血しているかのように
赤い樹液が出ます。
この樹液が固まって赤い固形物質と
なったものは、「竜血」と呼ばれて
薬品や染料などにされています。
(これが名前の由来とされています)
樹液が赤い理由は、
赤色のアントシアニン化合物が
含まれているからです。

木を切ったらのこぎりが赤くなるのは
ちょっと想像すると怖いですね
(ホラー的・・・汗)

ナンジャモンジャの木

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ナンジャモンジャ

今回はナンジャモンジャの木です。
ヒトツバタゴの木の別名と言われていますが
ヒトツバタゴに限らず、
名前のわからない木を
「ナンジャモンジャの木」と
言ったりするようです。
 ※水戸黄門が「この木はなんじゃ」と
  聞いたところ、
  よく聞き取れなかった人から
  「なんじゃもんじゃ」と返答され、
  それを木の名前だと勘違いして
  広まったという説もあります。
あんにゃもんにゃという名前も
あるそうです。

なんだかややこしくなってきましたが、
ナンジャモンジャの木 と
言われることが多い(?)
ヒトツバタゴについてです。
(写真もヒトツバタゴです)

モクセイの仲間で、5月頃に
小さい白い花をたくさん咲かせます。
ちょうど今時期でしょうか。

変わっているのは分布です。
日本では対馬、岐阜県の東濃地方、
愛知県の木曽川流域にピンポイントで
分布しているのです。
日本では希少な木として
岐阜県では絶滅危惧Ⅱ類に
指定されているそうです。

ラフレシア

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラフレシア

東南アジアの島やマレー半島に生息する
ラフレシア(ラフレシア属の植物)は
世界最大の花を咲かせることで有名です。
直径は90センチほどにもなるそうです。

大きさも驚きですがにおいも驚き。
腐敗臭というか・・・そのような
強烈な匂いを放つそうです。
1週間ほど咲いた後は
すぐに腐ってしまうそうです。
(腐ると匂いはどうなるのだろうか・・・)

そして、この植物、さらに驚くことに
寄生植物なので葉っぱや根がないんです。
いろいろ謎すぎますね・・・。