ヒョウモンダコ【毒のあるいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒョウモンダコ

10月は毒のあるいきものを
ご紹介しています。
第二弾はヒョウモンダコです。

西太平洋熱帯域・亜熱帯域の
浅い海の岩礁やサンゴ礁に住んでいる
ヒョウモンダコ。
近年は九州北部、中国地方、四国、
関東などでも見られています。

漢字で書くと、「豹紋蛸」です。
危険を感じると、体に鮮やかな
青い輪の模様が出て、
これがヒョウの模様のようなのです。

10センチほどの小さな
かわいいタコなのですが
でも気を付けなければいけません。
フグと同じ猛毒を持っているのです。
見つけてもけっして刺激しないように!

ヒガンバナ【毒のあるいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒガンバナ

10月は毒のあるいきものを
ご紹介しようと思います。
第一弾はヒガンバナです。

ヒガンバナは「曼殊沙華」とも呼ばれ
(リコリスとも呼ばれます)
秋を感じるお彼岸のころに
あちこちで群生で咲いているのに
遭遇しますね。
「もう秋だなぁ」とか
「ここにこんなにヒガンバナが咲くんだ」なんて
思いながら見たりしますね。

花の形も美しいこのヒガンバナは
種は作らず、球根を増やして増えていきます。
その球根に強い毒がある有毒植物なんです。
モグラなどの害獣対策として、
田んぼのあぜに植えられることもあったようです。
危険ですので、見て楽しむだけにしましょうね。

ガラナ【赤いいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ガラナ

赤いいきものシリーズ第三弾はガラナです。

写真が・・・ちょっとギョッとしますよね。
ビックリな感じですみません。

ガラナはつる植物で、アマゾン川流域が原産地です。
成長すると赤い殻で覆われた実をつけ
中には白色の果実と黒い種があり、
熟すと目のように見えてしまいます。
(写真は、実が弾けて種が見えている状態)
なかなか驚きの見た目ですね・・・

見た目はこわいぐらいですが、
健康飲料として利用されています。
北海道では一般的に売られているようです。

ラフレシア【赤いいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラフレシア

世界最大の花を咲かせることで有名な
ラフレシア(ラフレシア属の植物)は、
東南アジアの島やマレー半島に生息します。
直径は90センチほどにもなるそうです。

この植物、寄生植物なので
葉っぱや根がないのです。
そして、においが強烈だそうです。
腐敗臭のような
強烈な匂いを放つそうです。
1週間ほど咲いた後は
すぐに腐ってしまうそうです。
(腐る前からにおいは・・・・汗)

メンダコ【赤いいきものシリーズ】

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/メンダコ

今までいろいろないきものを
紹介してきました。
昔に紹介したいきものも含めて、
9月は(唐突ですが)
「赤が印象的ないきもの」に
焦点をあててみたいと思います。

トップバッターはメンダコです。

スカートに目と耳(ほんとはヒレ)と
短い脚がついてる・・・
そんな見た目のメンダコは
深海に住んでいます。

深海では必要ないのかもしれませんが
メンダコは墨は吐きません。
(持ってないのです)

また、生態がまだよくわかっていない
こともあるかと思いますが、
地上での飼育は難しいようです。
そう考えると、
捕まえてしまうのはかわいそう。
でも会いたいですね。

ツチアケビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ツチアケビ

アケビと名前についていますが、
アケビの仲間ではなく、
ランの仲間で、黄色い、ランらしい?
花を咲かせます。

写真はツチアケビの実です。
赤が印象的ですね。
地面から直接生えて、葉はないそうです。
葉がないので光合成はしません。
栄養は、菌から得ています。

臭いが強く、苦みもあるため
食用には向いていないようですが
薬用酒などに使われるようです。
森林でこの赤は目立つでしょうね。

ヤツガシラ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤツガシラ

ヤツガシラは、サイチョウの仲間です。
派手ないでたちなのも納得ですね。

少々名前が変わっています。
冠羽(頭の飾り羽)を広げた姿が
頭が八つあるように見えたことに
由来するようです。

ヨーロッパ南部やアフリカ、アジア、中国
などに分布していますが
実は日本でも見られることがあります。
日本に時々冬鳥として渡ってくるのです。
こんなきれいな鳥を見ることができたら
ラッキーですね。

アユカケ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アユカケ

アユカケは別名カマキリ、アラレウオ。
カジカの仲間の日本固有の魚です。
アユカケという名前の由来は、
エラのフタ部分に付いている突起で、
泳いでいる鮎を引っかけてつかまえる
ところから来ているとのことです。

アユカケの特徴は、動かずに
じーーーーっとして獲物を待つところ。
これは石化けと呼ばれていて、
まるで石になったかのよう。
石と見間違えた魚が、
近づいてしまい、捕食されてしまいます。

メスは、産卵を終えると、
オスは、卵を外敵から守り、
孵化が終わると、一生を終えます。
命をつなぐための一生なんですね。

ヒカリゴケ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒカリゴケ

北半球に分布しているヒカリゴケ、
日本では北海道と、
本州の中部地方以北の
洞窟や岩陰、倒木の陰などの
暗く湿った場所にいます。
(ん?います?で合ってる?)

他に仲間はおらず、
非常に珍しく貴重なコケです。
光って見えますが、
発光しているのではなく、
少しの光でも反射するので、
光るように見えるのです。
群馬県の鬼押出し園などで
見ることができます。

※番外編
 今日、とある山の中で
 カエンタケを見ました。
 毒性の強い危険なものですので
 絶対に触らないでくださいね!
 https://ikimono.bebetch.net/?p=2008

クマバチ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/クマバチ

夏のこの時期、
山の中に入ったりすると
ブーンと迫力満点の羽音が
聞こえたりして、
思わずすくんでしまいますよね。
スズメバチやアブは
もちろん怖いですが
クマバチはどうなんだろう 
と思い、ちょっと調べてみました。

クマバチはご存じ、大型の蜂で
黒い体に黄色い毛が生えている姿が
おなじみの姿ですね。
迫力があります。

クマバチは実はおとなしい蜂です。
近づいたからといって刺される!
わけではないので、
驚かさないようにしましょう。
そしてクマバチは単独行動派。
枯れ木などにメスが穴を掘って
巣を作るそうです。

こうしてなんだかとても
かわいい生き物に思えてきます。
でも、メスだけではありますが、
ちゃんと毒針を持っていますので、
見かけたら刺激しないように
しましょう。