投稿日: 2022年10月23日2022年10月23日ヤドリギ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドリギ 冬になると見かける、枝にくっついたマリモみたいなポンポン状のもの・・・ヤドリギは宿木とも寄生木とも書かれる、不思議な生き物です。冬に気づくことが多いのは、落葉樹にくっついている常緑樹のヤドリギが、落葉後に目立つからのようです。(夏でももちろんいる・・・ そういえば気づかないです) ヨーロッパでは神聖なる木、幸福を呼ぶ木とされています。さて、そんなヤドリギですが、どうやって高い場所に生えることができているか ですが、実は実に(←じつは、みに です)特徴があります。実は粘着性のものに覆われていて、その実を食べた鳥がポトンと出すときに、すんなり出てくれなくてお尻を木にスリスリしたりするそうです。それで木の枝などに種が残る・・・そうです。ヤドリギの種まき戦術、おそるべしです。
投稿日: 2022年10月16日2022年10月16日コアリクイ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミナミコアリクイ アルゼンチン北部、ウルグアイ北部、エクアドルなどなど、南アメリカに生息しています。歩くときは、前足の爪が長いため、手の甲を地面に付けて歩くそうです。 このコアリクイはなんといっても威嚇のポーズがユニーク。ちょうど写真のようなポーズですが、尻尾と後ろ足を支えにして仁王立ちになって、前足を広げて威嚇ポーズを取ります。ものすごい内股でもうなんとも可愛い・・・全然怖くない威嚇ポーズです。
投稿日: 2022年10月8日2022年10月8日ムツゴロウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ムツゴロウ 日本では、有明海と八代海の干潟に生息しています。大きさは15センチぐらい。泥の中に巣穴を掘って暮らします。 移動は、胸びれで這ったり、全身で飛び跳ねたり。魚の仲間ではありますが、口で呼吸ができるため陸上生活ができるのですが、皮膚が乾いてはいけないので、時々転がって体を濡らします。 魚の中には、泳ぎ続けていないと生きていけない種類もいますがこのムツゴロウのように、水から出ていても大丈夫な種類もいますね。呼吸方法が違うと、生活圏も変わって、すごいですね。
投稿日: 2022年10月2日2022年10月2日コダカラベンケイソウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コダカラベンケイ 日本では、「子宝草」、「子宝弁慶草」と呼ばれるこの植物は、原産はマダガスカルです。葉っぱに厚みがあって、多肉植物の仲間です。オレンジ色の花も咲きますが、花のことを忘れてしまうくらいの特徴があります。 名の通り、子供の株が葉の縁にたくさんできて増えていくのです。それぞれの子供は親と同じ遺伝子を持っていますので「クローンコエ」とも呼ばれるそうです。 現物を見たことがありますが、本当にたくさんの子供が次々に出てきてそのままにしておくと、ぽろぽろ落ちてしまいます。落ちた子をほっとけない・・・そんな気持ちになります。
投稿日: 2022年9月25日2022年12月4日ルリボシカミキリ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ルリボシカミキリ ルリボシカミキリは日本の固有種です。体の色には個体差があり、エメラルドグリーンから鮮やかな水色など、いずれもとても綺麗な色をしています。鮮やかな青に黒い斑点があり、触覚にも青と黒のしま模様がありますね。なんとも言えない美しさです。 この美しい瑠璃色は、なんと、死んでしまうと赤褐色に変色してしまうのです。つまり、標本などで見るときは、綺麗な青色ではなくなってしまっているわけです。絶滅危惧種でもあるルリボシカミキリ、さらに希少価値が高まりますね・・・。
投稿日: 2022年9月18日2022年9月18日コンゴウフグ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コンゴウフグ コンゴウフグは、太平洋西部やインド洋に生息するハコフグの仲間です。黄色い体に白の水玉模様がかわいいですね。幼魚のときはほんとにキュートです。フグの仲間の中では個人的に特にお気に入りです。 頭と尻の辺りにあるトゲが特徴です。 そのトゲは、名前の由来になっていて、トゲが金剛杵という法具に似ていることが由来です。 このトゲ、成長とともに伸びます。ここまでは普通なのですが、年老いていくと、なんと縮みます。 伸び続けるというのはよくあることですが縮むというのはあまりないですね。
投稿日: 2022年9月11日2022年9月11日マツカサウオ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/マツカサウオ 北海道以南の太平洋、日本海沿岸、東シナ海などのやや深い岩礁地域に生息するマツカサウオ。15センチほどの小さな魚です。 鱗が堅いのが特徴ですがこれがかなり堅いようで、英語では「Armor fish」と呼ばれるほどです。この小さな魚にはもうひとつ特徴があります。あごの下に発光器があり、薄い緑色に光ります。 動きがゆっくりでかわいいそうです。水族館見かけたらぜひ観察してみてください。。
投稿日: 2022年9月4日2022年9月4日ハリモグラ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリモグラ ハリモグラは、インドネシアやオーストラリアに住んでいます。体の大きさは30センチ~45センチほどで、アリやシロアリを食べます。名前のとおり、体はトゲトゲに覆われています。このトゲは、体毛が変化したもので、1年に1回生え変わるそうです。驚くと体を丸めたり、トゲを逆立てたりして、防御態勢になります。 穴も掘りますが、木登りもできるというハリモグラは、哺乳類なのですが卵を産むそうです。 名前にモグラとありますが、知れば知るほど日本人がイメージするいわゆる「モグラ」とはずいぶん違った生き物なのです・・・。
投稿日: 2022年8月28日2022年8月28日アカハライモリ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アカハライモリ アカハライモリ(ニホンイモリ)は、本州、四国、九州とその周囲の島に生息している日本固有の生き物です。 体の大きさは10センチぐらいで、名前のとおり、おなかにまだら状の赤い模様があります。これは、敵に対しての警戒色で、毒を持っています。外部から刺激があると、この赤いおなかを見せるそうです。 このアカハライモリのすごいところは、体の再生力が高いところです。自分で尻尾を切り離すトカゲは、骨までは再生しないそうですがアカハライモリはたとえ尻尾や指を失ったとしても骨まで再生することができるのです。 小さく、一見弱いように見える生き物が人間ではまねができない強さを持っている・・・すごいですね。
投稿日: 2022年8月21日2022年8月28日トビウオ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/トビウオ 太平洋、インド洋、大西洋の亜熱帯から温帯の海に生息するトビウオは日本近海でも見られる魚です。 きれいな青色に、まるで飛行機のような形。魚でありながら飛ぶのに適した形の、不思議な魚ですね。 空中滑空時の速度は50-70km/h、風上に向って、海面の上約2mを、100〜300m飛びます。それだけでも十分驚きですが、滑空中に急ブレーキや空中で方向転換もできるそうです。それでも魚なんですよね。本当に不思議です。