投稿日: 2025年7月27日2025年7月27日ケマンソウ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ケマンソウ 4月から6月にかけてあちらこちらで見かけるこの変わった形のお花。ケマンソウといいます。「ケマン」という仏具に形が似ていることからこの名前が来ています。別名「タイツリソウ」タイがぶらさがって並んでいるようにも見えますね。英語の別名で、「bleeding heart」(血の垂れる心臓)とも呼ばれます。ちょっとこわい別名ですね。 可愛いお花ですが、根茎と葉に毒があるそうです。お庭に植える際は気を付けて!
投稿日: 2025年7月20日2025年7月20日フィンガーライム 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/フィンガーライム 4~8センチの円筒形の実がなるフィンガーライム。果実の色は、緑や赤など。オーストラリアなどで見られるそうです。名前に「ライム」とありますが見た目はあまりライムに似ていませんね。実はこの果実、中が変わっています。写真の赤い実がそうなのですが、切ると、プリプリとした丸い実なのです。別名、キャビアライムです。 食べ方は、アイスクリームに乗せたりお好みで肉や刺身に乗せて食べてもいいようです。甘味があまりなく、酸味と苦み、とのことですので、ライムと同じように食べることができそうですね。
投稿日: 2025年7月13日2025年7月13日イモガイ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/イモガイ世界中の暖かい海にたくさんの仲間とともに生息しているイモガイ。小さいころ、こんな貝を波打ち際で見つけたことがあるような気がする・・・。そんなイモガイですが名前の由来は、サトイモに形が似ていることからのようです。形はイモ似ですが、イモガイは肉食。さらに、イモガイは毒があります。刺されると死に至る猛毒を持っているのです。貝の模様は大変きれいですが気を付けなければいけませんね。
投稿日: 2025年7月6日2025年7月6日サンカヨウ 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/サンカヨウ 今日ご紹介するのは、ひさしぶりの植物です。サンカヨウ(山荷葉)は、本州の中部より北の、山の中の湿った場所に生息しています。春から初夏にかけて2センチほどの小さな白い花を咲かせます。変わっているのは、この花は雨に濡れると、花びらが透明になるのです。乾くと白色に戻ります。なんとも可憐な性質ですね。
投稿日: 2025年6月29日2025年6月29日ヤドカリ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドカリ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第五弾はヤドカリです。みなさまご存じのヤドカリ。日本でも見ることができます。そのうちのいくつかの種類はイソギンチャクと共生します。 イソギンチャクを見つけると自分の殻の上にイソギンチャクを移し替える種類のヤドカリがいます。イソギンチャクにとっては移動することができるようになり、ヤドカリにとっては、タコなどの天敵から身を守ることができるわけです。互いに利益がある相利共生の関係です。この共生もなかなかすごいですね。
投稿日: 2025年6月22日2025年6月22日コバンザメ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/コバンザメ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第四弾はコバンザメです。 名前にサメとついていますが実はサメの仲間ではなく、スズキの仲間であるコバンザメ。ジンベイザメや、ときにはウミガメなどにくっついて楽して移動している?印象ですね。くっつかれた方は、水の抵抗は受けるし、表皮に炎症が起きることもあるようでコバンザメ側のみが利益を得る「片利共生」と考えられていましたがつい最近、それを覆すニュースがありました。福島県の水族館で、バショウカジキのエラの中に出入りするコバンザメが確認されて、それが寄生虫などを取り除く、「クリーニング」をしているようだ と発表がありました。つまり、「相利共生」と確認されたわけです。 よく知られた生き物にも人間が知らない関係がまだまだある、ということですね。
投稿日: 2025年6月15日2025年6月15日ハゼ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ハゼ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第三弾はハゼです。干潟を歩き回る愛嬌たっぷりのトビハゼなど日本でもおなじみのハゼ。砂泥底などに生息しているいくつかの種のハゼはテッポウエビなどの巣穴に同居したりします。外敵の接近をハゼが発見し、テッポウエビに知らせてともに巣穴に逃げ込む・・・ちょっと巣穴が狭くなりそうですが敵から身を守りたいテッポウエビにはありがたい護衛になりますね。 写真にちょうどテッポウエビが写っています。下のハゼの尻尾のあたりにいます。
投稿日: 2025年6月8日2025年6月8日アリ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/アリ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第二弾はアリです。 日本でおよそ280種、世界で推定2万種以上いるアリは種類も多いし、数も多い!地球上に推計で2京匹!?いるといわれています。 そんなアリは、アブラムシと共生します。(すべてのアブラムシではないです)アブラムシは、植物の汁を吸う際に余分な糖分を含む甘露を排出します。アリは、その甘露をエサとしてもらうわけです。アリは、アブラムシの天敵のテントウムシを追い払ってアブラムシを守ってくれるのです。 まったく違う種類の生き物がお互いに利益を得られる、良い関係ですね。
投稿日: 2025年6月1日2025年6月1日ホンソメワケベラ【共生シリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ホンソメワケベラ 【共生シリーズ】 6月は「共生」特集です。第一弾はホンソメワケベラです。 日本近海ですと、房総半島以南の南日本の海に生息しているホンソメワケベラ。12センチほどと小さいです。写真のとおり、青や黒のラインが美しく、印象的ですね。 この小さなホンソメワケベラは他の魚にとってはとても大事な役割を担っています。他の魚の体を掃除するのです。掃除してもらう側の魚の中には大きなハタや、魚を食べる種類の魚もいるのですが、ホンソメワケベラを食べることはないということです。体をきれいにしてくれる魚 とわかっているのですね。
投稿日: 2025年5月25日2025年5月25日クマノミ【変わるシリーズ】 写真出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/クマノミ 【変わるシリーズ】 5月は「変わる」特集です。第四弾はクマノミです。 10センチ~15センチ。イソギンチャクを隠れ蓑にふわふわと泳ぐイメージの愛らしいクマノミはインド太平洋に広く生息しています。※イソギンチャクと共生できるのは たくさんいるクマノミの仲間のうち 10種類程度だそうです。 そんなイソギンチャク、何が変わるかと言いますと、性別が変わるのです。生まれたときは、オスでもメスでもないそうで、その後の環境次第で変わるのだとか。(オスになることが多いようです) イソギンチャクは、数匹のグループで暮らすのですが、その中の一番大きな個体がメスになって、2番目に大きなオスとペアになって卵を産むそうです。 ちなみに、メスがいなくなったら繰り上げ方式で2番目に大きかったオスがメスになるんだとか。ものすごい方法で子孫を残すのですね。