投稿日: 2022年5月29日2022年5月29日セッカ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/セッカ スズメの仲間でスズメより小さいセッカは、日本では沖縄から東北地方と、広い範囲に生息しています。主に昆虫などを食べますが、変わっているのは繁殖のときの行動です。オスは巣を作るのですが、ヨシなどの葉を蜘蛛の糸を使って縫って壺状の巣を作るのです。蜘蛛の糸も、獲物を捕獲するときのベタベタする糸ではなく、卵を包むときの特殊な糸を選んで、葉に開けた穴に糸を通す、文字通り縫い物をするんだそうです。 生き物はときおり、だれからも教わらずに驚きの行動をしますね。小さなセッカにもビックリです・・・・。
投稿日: 2022年5月15日2022年5月15日タカラダニ(カベアナタカラダニ) 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カベアナタカラダニ ※小さい虫が苦手な方、すみません。 ちょうど今時期、5月ごろになると、コンクリートの上などをよく見ると赤い虫がいっぱいいることがあります。この虫はタカラダニ(カベアナタカラダニ)といいます。名前の由来は、セミに赤いダニがくっついていると宝物を抱えているように見えるというところから来たようです。 日本では北海道から沖縄まで全域に分布しています。1980年頃より不快害虫として駆除対象にされているそうです。食性は雑食で、花の花粉や小型の昆虫を摂食するようです。したがって、ヒトを「刺す」ことはないですが、触れたりつぶしたりしないほうがいいようです。 コンクリート表面に棲む理由ですが、コケなどの地衣類が住処と食物を提供する、春先で花粉が大量に付着して餌が豊富、天敵が居ない、などが推測されているようですが、たしかな理由はわからないみたいです。コンクリート壁の隙間や壁の割れ目に産卵するためコンクリートの上でよく見かけるのかもしれないですね。赤い体の色といい、かえって目立つような気がしますけどね・・・。
投稿日: 2022年4月30日2022年4月30日ビントロング 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ビントロング 別名クマネコのビントロングはネパールやミャンマーなどの東南アジアなどの森林に生息しています。体長61~97センチ。尾の長さ56~89センチと写真でもわかるように、尾が長く大きいのが特徴です。尾を木の枝に巻き付けてぶら下がることもできるそうです。夜行性で雑食の彼らは、絶滅が危惧されています。 特に特徴があるのが匂い。縄張りを主張するマーキングに用いられる臭腺から出される液体がポップコーンの匂いがするとか・・・ 日本では、高知県のいち動物公園、福岡市動物園、神戸どうぶつ王国などで飼育されているようです。
投稿日: 2022年4月24日2022年4月24日クロコサギ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/クロコサギ アフリカ大陸やマダガスカルに生息するクロコサギ、クロミノサギという別名もあります。暑い地域で黒の体はさぞ大変でしょうね。それもあってか、活動時間は朝夕の日差しがあまり強くない時間帯です。 さて、このクロコサギですが、カエルや魚を捕まえて食べますが捕まえ方がとても変わっています。翼をくるりと傘のように丸く広げて水面に影を作りその影に集まる魚などを捕らえるのです。水面の反射を黒い羽根でおさえて、魚を見やすくしているという説もあります。なんともかしこい鳥ですね。
投稿日: 2022年4月17日2022年4月17日ヒロハシサギ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒロハシサギ メキシコ、中央アメリカからアルゼンチン北部に生息するヒロハシサギは、名前のとおり、くちばしが広いのが特徴です。このくちばしが何に役に立っているのか、詳しいことはわかっていないようです。夜行性で目がくりっとしているのも特徴のひとつです。 くちばしが広い、といえば、ハシビロコウも同じですね。実は、ヒロハシサギも、ハシビロコウのように、あまり動かず、くちばしとカタカタと鳴らすクラッタリングをします。行動まで似ているなんて、ちょっと不思議ですね。 那須どうぶつ王国や、神戸どうぶつ王国などで見ることができます。
投稿日: 2022年4月10日2022年4月10日キリン 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/キリン 日本の多くの動物園でも飼育されているキリン。遠くアフリカが故郷の生き物ですが、でも人気のあるこの生き物をなぜ変な生き物として今回取り上げさせていただいたか・・・。今回は私の完全なる独断、主観でのチョイスです。(キリンファンの方、申し訳ありません) 大きな目、耳、長いまつげと舌。毛がふさふさ生えた控えめな角。よく見てみると、すごいインパクトのある顔って気がします。そして彼らはとても睡眠時間が短い!深く眠るのは数分の場合もあるそうです。座ることはあまりないそうで、出産も立ったまま。赤ちゃんがあの高さから落ちることを考えるとハラハラします。(赤ちゃんといっても大人の人間より背が高い) そんな(私にとっては不思議のかたまりの)キリンですが、真っ白な神々しい姿の子が発見されたことがあります。きっと仲間からは変な目で見られちゃうんだろうけど・・・。
投稿日: 2022年4月3日2022年4月3日サビイロネコ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/サビイロネコ 見た目は普通の猫チャンですね。このサビイロネコはインド南部とスリランカに住んでいる猫です。特徴はなんといってもサイズ!体長は35-48cm、肩までの高さは20-25cm、体重は約1.5kgしかない。(メスは1kgしかないそうです!)ちょっとおどろきの小ささです!毛皮の色は灰色で、背中と脇腹の全面に赤さび色の斑点があるのが特徴です。 人に慣れやすい性格なのでペットとしても人気があるそうです。そりゃ、大人気でしょう、間違いなく・・・
投稿日: 2022年3月20日2022年3月20日ホタル 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホタル 日本の夏のイメージの常連、ホタルは、世界にはなんと2000種類もいるそうです。日本のホタルは本州以南を中心に40種ほどいるそうです。幼虫時代は水の中にいて、タニシなどを食べる肉食!しかし成虫になるとせいぜい水分を飲むぐらいだそうです。(日本のホタルの場合は です。)「こっちの水は甘いぞ」はここから来ているのかな・・・ ホタルの特徴はなんといっても「光る」ことですよね。これは、暗い場所でも相手を見つけられるように発光しているそうです。体内に発行物質の酵素を持っていて、酸素と結合させて光っているそうです。(急にむずかしげになりました・・・)そして幼虫時代も発光できるそうです。なかなかすごいです。
投稿日: 2022年2月20日2022年2月20日アシダカグモ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アシダカグモ 苦手な方もいると思ったので写真はやめておきました。(実物はなかなかかっこいいですよ) ここで取り上げてしまいましたが、実は変な生き物ではありません。 生息範囲は広く、日本でもあちこちで見かけることができます。日常見るクモの中ではかなり大きな種類のため(20~30センチ)遭遇するとびっくりしてしまいますが、人間には無害。それどころか、ゴキブリなどを捕食してくれるので益虫と言われています。地域によっては家の守り神とも言われます。 昔、研修で宿泊した宿の大浴場でこのアシダカグモに遭遇したことがあり、一緒に入浴していた人たちと一斉に「ぎゃ~~~~~~~!!」と悲鳴・・・・宿の人にびっくりされたことがありました。実は良い子?なのでもし見かけたら温かい目で見守ってあげてください。(とは言うものの、やっぱりでかくてこわいよね)
投稿日: 2022年2月13日2022年2月13日ゴールデンライオンタマリン 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴールデンライオンタマリン ブラジルにしかいない、体重900gのこの小さな小さな猿の仲間は生息数が非常に少なく、レッドリストに分類されています。雑食性で、数頭から10頭ほどの群れで生活しています。 ゴールデンライオンタマリンと全然関係ありませんが、猿を見るたびに思い出す昔の出来事があります。某動物園でチンパンジーのオリの前のベンチに座っていたら、近所の小学生が社会科見学でやってきました。すると、生徒の一人が「先生~〇〇君があんなところでふざけていま~す」と、チンパンジーの1匹を指さしました。そばにいた〇〇君らしき少年が「ちがいます!僕はここにいます!」と半分泣きそうな顔で先生に訴えていました。もうこちらは吹き出しそうでしたが、ここで笑ったら〇〇君を傷つけると思い笑いを堪えるのに必死でした・・・。あの少年たちはすでに中年だろうなぁ・・・。