投稿日: 2023年5月28日2023年5月28日ブラシノキ 真っ赤な花が目を引くブラシノキはオーストラリアからニューカレドニアに分布する常緑性花木です。名前のとおり、見たままのブラシノキの最大の特徴は花の姿ですね。ビンを洗うためのブラシそっくりの姿です。英語でボトルブラッシュ(Bottlebrush)とも呼ばれます。和名はキンポウジュ(金宝樹)です。おしべの先端が金の粉のように見えることからこの和名のようです。 名前のかわいさと姿のかわいさでご紹介しました。
投稿日: 2023年5月21日2023年5月28日リュウケツジュ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/リュウケツジュ 写真からもインパクトのある木だなと伝わりますが、名前のインパクトがすごいですね。 「竜血樹」とよばれる木は、カナリア諸島、マデイラ諸島など、およびモロッコの一部に生息しているドラセナ属の木を指し、1本の木を指す名前ではないようです。 幹を傷つけると、流血しているかのように赤い樹液が出ます。この樹液が固まって赤い固形物質となったものは、「竜血」と呼ばれて薬品や染料などにされています。(これが名前の由来とされています)樹液が赤い理由は、赤色のアントシアニン化合物が含まれているからです。 木を切ったらのこぎりが赤くなるのはちょっと想像すると怖いですね(ホラー的・・・汗)
投稿日: 2023年4月30日2023年4月30日ナンジャモンジャの木 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ナンジャモンジャ 今回はナンジャモンジャの木です。ヒトツバタゴの木の別名と言われていますがヒトツバタゴに限らず、名前のわからない木を「ナンジャモンジャの木」と言ったりするようです。 ※水戸黄門が「この木はなんじゃ」と 聞いたところ、 よく聞き取れなかった人から 「なんじゃもんじゃ」と返答され、 それを木の名前だと勘違いして 広まったという説もあります。あんにゃもんにゃという名前もあるそうです。 なんだかややこしくなってきましたが、ナンジャモンジャの木 と言われることが多い(?)ヒトツバタゴについてです。(写真もヒトツバタゴです)モクセイの仲間で、5月頃に小さい白い花をたくさん咲かせます。ちょうど今時期でしょうか。変わっているのは分布です。日本では対馬、岐阜県の東濃地方、愛知県の木曽川流域にピンポイントで分布しているのです。日本では希少な木として岐阜県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されているそうです。
投稿日: 2023年2月25日2023年2月25日ラフレシア 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラフレシア 東南アジアの島やマレー半島に生息するラフレシア(ラフレシア属の植物)は世界最大の花を咲かせることで有名です。直径は90センチほどにもなるそうです。 大きさも驚きですがにおいも驚き。腐敗臭というか・・・そのような強烈な匂いを放つそうです。1週間ほど咲いた後はすぐに腐ってしまうそうです。(腐ると匂いはどうなるのだろうか・・・) そして、この植物、さらに驚くことに寄生植物なので葉っぱや根がないんです。いろいろ謎すぎますね・・・。
投稿日: 2023年1月22日2023年1月22日タマカイ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/タマカイ タマカイは、ハタの仲間です。太平洋やインド洋に生息していて、日本でも小笠原や和歌山、沖縄などの暖かい海で確認されています。 ハタの仲間は大きな魚が多いですがタマカイはその中でも特に大きくなる魚です。2~3メートル!体重は最大で400kg・・・。小型のサメを丸のみすることもあるそうです。 タマカイは数が少なく、生息状況もはっきりとはわかっていないようです。これ以上減らないといいですね・・・
投稿日: 2023年1月15日2023年1月15日ゲッカビジン 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲッカビジン 美しい花を夜に咲かせることで知られる月下美人は、サボテンの仲間です。きれいな花なので長く見ていたいですが、一晩でしぼんでしまうんですよね。月の晩に咲いてくれれば美しさ倍増ですが満月に合わせて咲くという習性はないようです。 開花後の数時間は香りも強いです。これは、花粉を運んでくれるコウモリを引き寄せるためとも言われています。また、お花は食べることもできるんだそうです。 夜に咲くのも、名前も、とても神秘的ですね。
投稿日: 2022年12月25日2022年12月25日ジャボチカバ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャボチカバ ジャボチカバは南アメリカ大陸原産の木です。濃い紫色の果実がなります。甘酸っぱい、ぶどうのようなブルーベリーのような果実だそうです。なんだかおいしそうですが、日持ちがしないそうですので、なかなかお目にかかれないかもしれません。 この果実が、なんと、幹に直接なるのです。(写真だとちょっとわかりにくいかもですが・・・)この果実が幹にいっぱいくっついている様子はちょっと集合体苦手な人にはつらい見た目かもしれません・・・(でもきっとおいしいんだろうなぁ)
投稿日: 2022年12月18日2022年12月18日イシクラゲ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/イシクラゲ 数々のへんないきものをご紹介してきましたが特に、「これはへんだな」と思っていたものがありましたので、今回はそれを紹介します。 日本では比較的おなじみで、わりとあちこちにこんなのがあったりします。これは「イシクラゲ」という生物です。名前にクラゲとありますが、藻の一種です。 乾燥した時期になると黒っぽくなり(休眠状態になっているようです)雨の後などは生き生きと?ブヨブヨの緑色になります。見た目はあまりおいしそうには見えませんが問題なく食べられるそうです。変な臭みやくせなどないようです。
投稿日: 2022年12月11日2022年12月11日ハナイカダ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハナイカダ ハナイカダは北海道南部以南の森林に生息している、モチノキの仲間の植物です。 写真を見ていただくと、葉っぱの真ん中に花が咲いているのがわかるかと思います。(実も真ん中にできます)この姿が「ハナイカダ」の名前の由来です。 花の咲く場所も変わっていますが別名も不思議です。ヨメノナミダといいます。嫁ぎ先でつらい思いをした嫁が、山中でひっそりと流した涙が葉の上に落ちたという民話が由来になっているそうです。別名がせつなすぎますね・・・。
投稿日: 2022年10月23日2022年10月23日ヤドリギ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドリギ 冬になると見かける、枝にくっついたマリモみたいなポンポン状のもの・・・ヤドリギは宿木とも寄生木とも書かれる、不思議な生き物です。冬に気づくことが多いのは、落葉樹にくっついている常緑樹のヤドリギが、落葉後に目立つからのようです。(夏でももちろんいる・・・ そういえば気づかないです) ヨーロッパでは神聖なる木、幸福を呼ぶ木とされています。さて、そんなヤドリギですが、どうやって高い場所に生えることができているか ですが、実は実に(←じつは、みに です)特徴があります。実は粘着性のものに覆われていて、その実を食べた鳥がポトンと出すときに、すんなり出てくれなくてお尻を木にスリスリしたりするそうです。それで木の枝などに種が残る・・・そうです。ヤドリギの種まき戦術、おそるべしです。