ヤドリギ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドリギ

冬になると見かける、枝にくっついた
マリモみたいなポンポン状のもの・・・
ヤドリギは宿木とも寄生木とも書かれる、
不思議な生き物です。
冬に気づくことが多いのは、
落葉樹にくっついている
常緑樹のヤドリギが、
落葉後に目立つからのようです。
(夏でももちろんいる・・・
 そういえば気づかないです)

ヨーロッパでは神聖なる木、
幸福を呼ぶ木とされています。

さて、そんなヤドリギですが、
どうやって高い場所に生えることが
できているか ですが、
実は実に(←じつは、みに です)
特徴があります。
実は粘着性のものに覆われていて、
その実を食べた鳥がポトンと出すときに、
すんなり出てくれなくて
お尻を木にスリスリしたりするそうです。
それで木の枝などに種が残る・・・
そうです。
ヤドリギの種まき戦術、おそるべしです。