シュモクザメ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/シュモクザメ

頭部が左右に張り出している、
ほかのサメとはあきらかに
違う形のシュモクザメ、
大群で及ぶ様子をテレビで
見られたこともあるかと思います。
世界中の暖かい海に生息しています。

名前の由来は、鐘などを打つ
丁字形の撞木(しゅもく)の形から。
英語では、「ハンマーヘッドシャーク」と
呼ばれます。見たまんまですね。

左右に先端に目と鼻があり、
張り出た部分には微弱な電気を
感知する器官があり、
シュモクザメは特にこの器官が
発達しているそうです。

目が左右に離れたことで、
実は真正面は死角になってしまっています。
頭部を左右に振って正面を見ていると
いわれています。
正面が死角っていうのも
いろいろ不便そうですね・・・。

ジャボチカバ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャボチカバ

ジャボチカバは南アメリカ大陸原産の木です。
濃い紫色の果実がなります。
甘酸っぱい、ぶどうのような
ブルーベリーのような果実だそうです。
なんだかおいしそうですが、
日持ちがしないそうですので、
なかなかお目にかかれないかもしれません。

この果実が、なんと、幹に直接なるのです。
(写真だとちょっとわかりにくいかもですが・・・)
この果実が幹にいっぱいくっついている様子は
ちょっと集合体苦手な人には
つらい見た目かもしれません・・・
(でもきっとおいしいんだろうなぁ)

イシクラゲ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/イシクラゲ

数々のへんないきものをご紹介してきましたが
特に、「これはへんだな」と思っていたものが
ありましたので、今回はそれを紹介します。

日本では比較的おなじみで、
わりとあちこちにこんなのがあったりします。
これは「イシクラゲ」という生物です。
名前にクラゲとありますが、藻の一種です。

乾燥した時期になると黒っぽくなり
(休眠状態になっているようです)
雨の後などは生き生きと?
ブヨブヨの緑色になります。
見た目はあまりおいしそうには見えませんが
問題なく食べられるそうです。
変な臭みやくせなどないようです。

ハナイカダ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハナイカダ

ハナイカダは北海道南部以南の
森林に生息している、
モチノキの仲間の植物です。

写真を見ていただくと、
葉っぱの真ん中に花が咲いているのが
わかるかと思います。
(実も真ん中にできます)
この姿が「ハナイカダ」の名前の由来です。

花の咲く場所も変わっていますが
別名も不思議です。
ヨメノナミダといいます。
嫁ぎ先でつらい思いをした嫁が、
山中でひっそりと流した涙が葉の上に落ちた
という民話が由来になっているそうです。
別名がせつなすぎますね・・・。

ウデムシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ウデムシ

写真を見ると、ちょっとこわいですよね。
このインパクトのあるウデムシは
アジア、アフリカ、アメリカ大陸など、
世界中に広く生息しています。
(日本にはいないようです)

クモやサソリと同じくクモガタ類ではありますが、
ウデムシはクモにもサソリにも属していません。
体長は数cm以下と、意外に小さいです。
長い脚を広げると種によって
5cmから17cmぐらいになるようです。

あまり大きくはないですが肉食で、
昆虫やトカゲなどの小動物も捕食します。

しかし、なかなかの姿ですよね。
いかにも毒でも持っていそうですが
毒はないようです。

カラス(八咫烏)

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カラス

ここで紹介すると「へんないきもの」に
なってしまうけど、
全然変じゃないいきものをご紹介です。

カラスは日本ではおなじみの鳥ですね。
非常に頭が良く、全身が黒・・・
(真っ黒ばかりではないものもいますが)

日本でおなじみのカラスと言えば、
日本神話に登場する三本足の八咫烏
(ヤタガラス)もいますね。
ヤタガラスは、導きの神、太陽の化身と
されています。
また、三本足については、「天・地・人」を
表すなど、諸説あるようです。
そしてサッカー日本代表チームの
マスコットになっています。

今日はサッカーワールドカップの
日本戦が行われますので
応援の気持ちを込めて、
特別バージョンでお届けしました。

 

ヘビトンボ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘビトンボ

名前から、ヘビのような怖い顔をした
トンボを想像してしまいそうですが、
姿はヘビともトンボとはちょっと違います。
ヘビトンボは日本や中国やタイに
生息しています。

トンボと名がついていますが、
カゲロウの仲間です。
幼虫はきれいな川の中流から上流にいます。
さなぎになるときは、水から出て、
岸辺の石の下などでさなぎになるのですが
さなぎには大きな顎があって、
かまれたりするそうです。
成虫にも大きなあごがあり、かむことから
ヘビの名前がついたとも言われています。

さなぎがかみつくというのは
なんだか想像しづらいですが、
身を守るためなのでしょうね。

アフリカタマゴヘビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アフリカタマゴヘビ

名の通り、サハラ砂漠以外のアフリカ大陸と
アラビア半島の南部に生息しているアフリカタマゴヘビ。

食べ物は卵。しかも鳥の卵だけ。
写真を見ておわかりのように自分の頭より
はるかに大きな卵も飲み込んでしまいます。
そして、鳥が卵を産まない時期は、
水だけを飲んで過ごすそうです。

もう驚きです。卵しか食べないなんて・・・。

ちなみに繁殖するときは12個ぐらいの卵を産むそうです。
(食べるのは鳥の卵だけですからね・・・)

スベスベマンジュウガニ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/スベスベマンジュウガニ

5センチほどの小さな
スベスベマンジュウガニは
インド洋や西太平洋、
日本では沖縄から千葉あたりまでの
岩場に生息しています。

なんともかわいい名前ですが、
名前のとおり
丸みのある体でなめらかな体です。

名前に「マンジュウ」が入っていますが、
このカニは食べられません。
毒を持っているのです。
フグと同じ成分の毒などを持っているので
決して「うまそうだな~」なんて
思わないでくださいね・・・・

クズリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/クズリ

小さいクマのような姿のクズリは、
イタチやカワウソの仲間です。
寒い地域を好む動物で、
アメリカ西部や、ノルウェー、
フィンランド、中国北部などに
生息していて、体長は65〜105cmほどです。

クズリはとっても怖い動物です。
食べ物の取り合いのときは、
相手が自分より大きくても、
数が多くても戦いを挑みます。
クマやオオカミが取った獲物を
奪い取ったこともあるそうです。
しかも、相手がその場から逃亡するまで
しつこく戦い続けるそうです。
小さな体で生き残るには強さも必要なのですね。