ペリカン

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ペリカン属

大きいものでは翼を広げると3メートル、
体重11キロ(かなり重いですね)になるペリカンは
南北アメリカ、ユーラシア大陸、オーストラリアなど
広い範囲に生息しています。
結構大きいですよね。
動物園や水族館などでご覧になる方も多いと思います。

なんといっても特徴は大きく袋がついたくちばし。
主に魚などを食べます。
空中から急降下して水中の獲物を捕らえる種類もいるようです。
驚きなのは、他の鳥類(鳩など)を食べることもあるそうです。
くちばしの袋に鳩を入れちゃう・・・?
想像するとなんだかすごいですね・・・

カメレオン

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カメレオン科

アフリカ大陸、インド、スリランカ、
マダガスカルなどに生息している
カメレオン。
不思議なことがたくさんありますね。

獲物を捕らえるときには
長い舌を目にもとまらぬ速さで
伸ばしますね。
両方の目をそれぞれ別々に動かすことが
できます。
足の指が2本と3本に癒着して
二股になっていて
木の枝につかむのに適した形に
なっています。
体の色を、環境や感情などで
変えることができるようです。

みなさんすでにご存じのことばかりですが
どれもこれもとても不思議。
種類によっては大きさもかなり
違うんですよね。
60センチほどのものもいるし
数センチのものも発見されています。

小さな恐竜みたいにも見えるカメレオン。
不思議のかたまりですね。

ゾウガメ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ゾウガメ

太い脚や首の皮膚の感じが
ゾウに似ていることから
ゾウガメの名前になった、
この種のカメは
インド洋や太平洋の島に住んでいます。
しかし、多くのゾウガメは
野生ではほぼ絶滅という状態に
なっているほど
数が減ってしまっています。


説明不要とは思いますが、
特徴のひとつは大きさですよね。
甲羅の大きさが1メートル以上。
体重は180キロに達するものも
いるようです。
そして、とても長寿です。
100年以上生きるものも少なくなく、
200歳のカメがいるようです。

200年生きるなんて、
想像できませんね・・・

スズメガ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/スズメガ科

 

世界中になんと1200種類もいるスズメガは、
色も色々、木の幹のような色の個体もいるし
めちゃくちゃカラフルな個体も。
鶯色の体に透明な羽根を持つきれいな個体もいます。
おなかもぷっくりしていて、大きいので
庭などで見たらびっくりしてしまうかも・・・

成虫も大きいですが、幼虫も大きいです。
お尻にツノがあったりします。
幼虫も大きければフンも大きい・・・
フンが大きいということは、いっぱい食べる!
お庭の木に幼虫がついたら、葉はみんな
食べられてしまうかもしれませんね。

種類によっては、なんと時速50キロぐらいで
飛べるものもいるようです。
ものすごいですね。

オオグンカンドリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オオグンカンドリ

 

全世界の熱帯・亜熱帯に広く分布する
グンカンドリの一種です。
日本にもまれに迷い鳥として飛来しますが、
基本的には日本では見られない鳥です。

翼を広げると2メートル以上になる大型の
海鳥ですが、大きさの割りに体重が軽く、
数百キロもの距離を飛ぶことが
できてしまうそうです。
また、途中で地上に降りることなく
2ヶ月以上にわたって飛び続けることが
できるそうで、
ものすごい能力を持った鳥です。

オスは見た目に特徴があって、
喉に赤い袋を持っています。
繁殖期に求愛行動としてこの喉袋を
膨らませてメスにアピールします。

エサの採り方ですが、
変わった方法を取ります。
カツオドリ類やアジサシ類などの
魚食性の海鳥を追いかけまわして、
餌を吐き出させたり落とさせたりして、
その餌を奪ったりするそうです。
なかなかすごい方法ですね・・・

ヌートリア

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヌートリア


沼狸の別名を持つヌートリアは
南米原産のアメリカトゲネズミの仲間です。
見た目は、カピバラのような、
ビーバーのような感じですね。

体重が5~9キロあるので、
ネズミと思って見ると、
ちょっと大きいですね。

このヌートリア、
凍るような寒い場所は苦手ですが
繁殖力が高く、
毛皮のために日本に来た後
西日本を中心に国内で
増えているそうです。
イネやムギなども食べるそうで、
国内では外来種として
問題になっています。
人間の都合で連れてきた
結果なので
少々かわいそうな気もしますが
農家さんの迷惑になってしまって
いるのはちょっと困りますね・・・

ラフレシア

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラフレシア

東南アジアの島やマレー半島に生息する
ラフレシア(ラフレシア属の植物)は
世界最大の花を咲かせることで有名です。
直径は90センチほどにもなるそうです。

大きさも驚きですがにおいも驚き。
腐敗臭というか・・・そのような
強烈な匂いを放つそうです。
1週間ほど咲いた後は
すぐに腐ってしまうそうです。
(腐ると匂いはどうなるのだろうか・・・)

そして、この植物、さらに驚くことに
寄生植物なので葉っぱや根がないんです。
いろいろ謎すぎますね・・・。

 

コノハムシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コノハムシ科

熱帯アジアのジャングルに広く
分布しています。
メスは前の羽に葉脈のようなすじまであって
体も平たく、木の葉にそっくりですが
飛べません。
葉に似ているのはメスだけで、
オスはそんなに葉っぱに似ていませんが
飛ぶことができるそうです。

メスはそれぞれ色や模様が少しずつ
違っているそうです。
それも葉に似せた結果なんですかね・・・

森の木にこのコノハムシが
じっととまっていたら
見つけるのは難しそう・・・

 

ナガレタゴガエル

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ナガレタゴガエル

ナガレタゴガエルは日本の固有種で、
中国地方から関東地方にかけての山間部の渓流に
住んでいます。
繁殖期は、まだ水が冷たい2月~4月です。

写真ではわかりにくいですが、
このカエルの特徴は、
オスが繁殖期になると、
皮膚がブヨンブヨンになって
メスに抱き着く・・・のですが
どうも動くものがなんでも
メスに見えるようで
相手がメスでなくても、カエルでなくても
抱き着いてしまうそうです。
ヤマメなどに抱き着いてしまい、
なかなか離れず・・・
ということもよくあるようで
魚にとってはちょっと災難ですね・・・。

ヤドカリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドカリ

ヤドカリは、エビやカニの仲間です。
巻貝の中に入っている様子は、
エビはカニとは姿がかなり違いますね。

ヤドカリは名前のとおり、自前の貝ではなく
中身がなくなった巻貝に入っています。
ヤドカリはおなかの部分が柔らかいため
貝に入っていないと命に係わるわけです。
そして、成長とともに貝のお引越しをします。

ヤドカリは、イソギンチャクと共生します。
ヤドカリがイソギンチャクを見つけると
移し替える場合もありますが
自分からヤドカリの殻に住み着く
イソギンチャクもいるそうです。
この共生で、イソギンチャクは移動ができるし、
ヤドカリは天敵から身を守ることができます。
すばらしい共生ですね。