投稿日: 2021年6月13日2021年6月13日ノコギリエイ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ノコギリエイ この長い鼻?顔?の持ち主は、インド洋や太平洋の暖かい地域に生息するノコギリエイさんです。ノコギリザメとよく似ていますが違う種類です。名前の由来にもなっている特徴的な吻(ふん)ですが、ブンブン振り回して小魚を気絶させたりケガをさせてから食べるようです。赤ちゃんが生まれてくるときは、お母さんを傷つけないよう、吻はやわらかい膜で覆われた状態で出てくるそうです。おなかの中で振り回されたら大変ですもんね。
投稿日: 2021年6月6日2021年6月6日アジサイ 5月末あたりから、あちこちでアジサイを見かけるようになりますね。アジサイの花は、萼(がく)が大きく発達した「装飾花」になります。ご存じの方も多いかもしれませんが、花の色は、土のpH(酸性度)で変わります。酸性であれば青、アルカリ性なら赤になります。(リトマス試験紙と逆なんですよね)では、白いアジサイはどうなっているのかと思い、調べたところ、色のもとになる色素がない種類だそうです。最近時々見かけますが、なかなか見ごたえがありますよね。アジサイは毒があるそうですのでお気をつけください。土のpHで花の色が変わるって、ちょっと神秘的だなと思い、今回はアジサイをご紹介しました。
投稿日: 2021年5月30日2021年6月6日イッカク 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/イッカク 伝説の生き物のような神々しい長くまっすぐな角を持ったイッカクは ハクジラの仲間で北極海に住んでいます。 角の正体はなんと歯。オスに生えます。 左巻きにどんどん伸びて2メートル超えるそうです。 この角、というか牙?の役割ですが、 獲物を叩いて捕えたり、 空中にかかげて温度や気圧の変化を感じる 感覚器官の役割もあるようです。 10頭ぐらいの群れでいるそうです。 これだけ長い角があると、 仲間に当たってしまいそうですね・・・。
投稿日: 2021年5月23日2021年6月9日マヌルネコ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/マヌルネコ モッフモフで小耳の可愛いマヌルネコ。ネパール、パキスタン、ロシアなどなど・・・寒い地域に住んでいます。そのためのモフモフなんですね。体毛が長く密集して生えているので、丸々と太った立派な体型に見えるわけですね。生息数は減っていて、ロシアなどで繁殖に力を入れています。名前の「マヌル」はモンゴル語で「小さい野生ネコ」だそうです。 少し前に、那須どうぶつ王国で「コマヌルネコ」が人気になりましたね。マヌルネコ特有の、カクカクした動きがかわいいですよ。
投稿日: 2021年5月16日2021年5月17日タコノマクラ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/タコノマクラ (大阪市立自然史博物館展示品) なんとも風流というか変わった名前のこの生き物。タコノマクラはウニの仲間です。棘が短くなってちょっと平たくなった、というかんじです。花柄がなんともキュートですよね。房総半島以南の15mから30mの岩礁付近の砂底に住み、砂の中の有機物を食べて生きています。吸盤機能付きの足を裏側に持っていて、ウニと同じように移動します。棘が短い理由は、敵から身を守るために砂に潜るためとのこと。同じ身を守るために、棘を伸ばす、棘を短くする・・・まったく逆の進化をするなんて、なんだかすごいですよね。
投稿日: 2021年5月2日2021年5月2日プーズー 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/プーズー 世界一小さい鹿、プーズーは、チリやアルゼンチンなどの一部の地域にしか生息しない準絶滅危惧種で、1万頭ほどしか生息していません。体高は80センチほどとのこと。柴犬より少し大きいくらいでしょうか。ニホンジカと比べると相当な小ささですね。竹林や下草のある森を好み、食べ物は木の枝や果実など。オスにしか生えない角は10センチほどだそうです。これまたものすごく小さくてかわいい角ですね。 日本でプーズーが見られるのは、埼玉県東松山市にある「こども動物自然公園」だけだそうです。もし見に行くなら、この小さな生き物をおどかさないよう、しずか~に観察しましょうね。
投稿日: 2021年5月2日2021年5月2日メガマウス 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/メガマウス 幻のサメと呼ばれるほど、目撃例が少なく、数年に一度程度のペースで見つかっているこのサメは太平洋やインド洋など、熱帯から温帯の水深200メートル 付近のやや浅い深海に生息しています。プランクトンを主食としていて、歯はとっても小さいです。口の内側は光が当たると銀色に光るんだそうです。すごい技を持っていますね。 見つかる数も少なく、まだわからないことが多いです。いつか水族館などで生きたメガマウスに会いたいですね!
投稿日: 2021年4月25日2021年4月25日オウムガイ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オウムガイ アンモナイト・・・?と誰もが思ってしまう、古代のロマンを感じるオウムガイ。南太平洋やオーストラリア近海に生息しています。変わった目をしていますが、レンズの構造はないため、視力は良くないようです。タコやイカのような漏斗を使って進むのですが、ちょっと手の数が多い・・・90本ほどもあるのです。(ちょっとじゃないか!!) 死んだ魚介類などを食べるオウムガイはとっても長生き。数十年から20年近く生きるそうです。シマシマの貝、帽子の奥からするどい目が・・・(勝手に帽子という表現にしました)一度見たら忘れられないですね。
投稿日: 2021年4月18日2021年4月18日ナマケモノ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ナマケモノ 南アメリカや中央アメリカの熱帯雨林に生息する、なんだか弱々しい雰囲気のナマケモノ。一生のほとんどを木の上で過ごします。地上に降りるのは、週に1回のトイレのときぐらいです。ゆーっくり動くので基礎代謝が低く、なんとほ乳類では珍しく変温動物。これも少しの栄養で生き抜くための知恵でしょうね。あまりにゆっくり動くので体に苔が生えちゃう。この苔は森や木々に溶け込む擬態になっているとのことですがその苔も食料になるそうです。それにしてもものすごい爪。これでは地上をささっと移動するのは難しいですね。 チーターのようにむちゃくちゃ早い生き物もいればナマケモノのように極力動かない生き物もいる・・・環境に適応するってすごいです。
投稿日: 2021年4月4日2021年4月4日ラブカ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラブカ 普段想像するサメとはかなり姿が違いますが歯を見ると・・・やっぱりサメだな、という感じのラブカ。太平洋、大西洋と広い範囲に生息していますが、深海のサメで「生きる化石」と呼ばれています。食用として捕られることもなく、人目に触れることも少なく、なかなかその生態を調べる機会も少ないようです。口もめちゃくちゃ大きく開き、狂暴そうなウナギ?という見た目ですね。卵胎生といって、おなかの中で卵を孵化させて、産むときはサメの赤ちゃんを産みます。 サメ、奥深い・・・。