フクロウオウム(カカポ)

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/フクロオウム

森に溶け込む美しいモスグリーンの羽毛をもつカカポ。
ニュージーランド固有種のこの鳥は、飛べないオウムです。
体重が4~6キロとかなり大型で、寿命も推定で90年ともいわれるこの鳥は
非常にユニークな鳥です。

しかし、人間が持ち込んだほ乳類の影響や、
繁殖できるようになるまでに6~11年かかることなどから
個体数が激減し、絶滅寸前とのことです。

大変人懐こい個体もいるそうです。この愛らしい顔、丸っこい体、きっと直接的見たら守ってあげたくなるに違いないですね。

オオアリクイ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オオアリクイ

南アメリカなどに生息しているオオアリクイ。
日本の動物園にいることもあるので見たことがある方もいらっしゃると思います。
その動物園でわたしの目を毎回くぎ付けにしてくれるのがこのオオアリクイです。

主食はアリ。果物を食べることもあるそうです。

なにしろこの姿。歩くと大きな尻尾がふぁさーふぁさーと揺れる様子は
ほかのどの生き物とも違うオーラを感じてしまうのです。(個人の感想ですが・・・)

ママは背中に子供を乗せて移動するのです。なんとも愛くるしい!

シロヘラコウモリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/シロヘラコウモリ 

世界で唯一の白いコウモリ!シロヘラコウモリです。
中央アメリカに住んでいて、日本には持ち込めないとのこと。
体毛は真っ白で羽根?というか膜まで白い。大きさはなんと5センチ程度。小さいですねえ。

コウモリのイメージの真逆をいくかわいさですね。

ヘラチョウザメ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘラチョウザメ

ヘラチョウザメ、別名パドルフィッシュ。
ミシシッピ川に生息していて、プランクトンを食べて生きています。

ん?プランクトン?ジンベイザメと一緒?ではそのヘラは何に使うのかな?
実は詳しいことはわかっていないようです。なくても生きていけるよね ということのようです。(笑)

かなりユニークな特徴なのに理由がわからないなんて。(笑)

センザンコウ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/鱗甲目

ほ乳類ですが、全身をうろこで覆われています。
これはすごい。松ぼっくりみたいです。

アフリカや東南アジアに数種類が生息していますが絶滅危惧種です。
見た目はアルマジロに似ていますが別の種類です。

主食はアリだそうです。(いわれてみればアリクイにも似ていますね)

敵から身を守るときは、体を丸めて防御。
うろこの先は鋭利なので、尻尾を振り回して攻撃にうろこを利用するそうです。

装甲車のような渋いかっこよさですね・・・。

ヒヨケザル

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ G. variegatus

サルという名前ですが、ムササビに似ている生き物ですよね。
分類上は「哺乳綱ヒヨケザル目(皮翼目)ヒヨケザル科ヒヨケザル属」だそうで、
サルの仲間ともムササビの仲間とも違うようです。

ジャワ島やマレー島に住んでいて、樹脂などを食べて生きている夜行性のいきものです。

ものすごくキュートな顔立ちですよね。

コウモリダコ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コウモリダコ

分類上はタコでもイカでもない ということですが、ここではタコ寄りな感じでいきます。(笑)

コウモリダコの主食はマリンスノー。ということで(?)
深海に生息しているいきものです。
和名は「コウモリダコ」、英名は(主食がマリンスノーなのに!?)「吸血イカ」。

名前もすごいが特技もすごい。
防御姿勢のようですが、足(腕?)をくるんとさせて丸くなっちゃったりします。

コブダイ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コブダイ

日本南部の太平洋や東シナ海などに生息するコブダイ。
ここでご紹介した理由は・・・見ておわかりのとおり、「へんなかお」(ゴメンネ)

1メートルぐらいになる大きな魚ですから、もし海の中でバッタリ会ったら
きっと悲鳴をあげちゃうんじゃないかと・・・。

でも人懐っこい一面もあるようで、ダイバーにスリスリしたりすることもあるようです。

カモノハシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カモノハシ

む?むむむ?
カワウソのようにも見えるが、カモのようなクチバシ!?
手には爪もあるが、みずかきもあり、なななんと、ほ乳類なのに卵をうんじゃう。

オーストラリアに住むカモノハシは、ほ乳類と鳥類が混ざったような見た目です。
デリケートな生き物なので日本での飼育はまだ例がないそうです。
日本で見られる日が来るのが楽しみですね!

クマムシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/緩歩動物

クマムシ・・・

わたしがへんないきものに興味をもつキッカケになった、
地球上で最強のいきもの(認定!)がこのクマムシです。

この、1~2ミリの小さな生き物は、1000種類おり、地球上のほぼどこにでも生息しています。
空気がなくても、食べ物がなくても、水がなくても、(空気なくても!?)
150度以上でも、マイナス150度以下の温度でも生きられます。
水深1万メートルの75倍に相当する圧力でも、真空でも生きられます!
なんと、放射能を浴びても死にません・・・もうすごすぎです。
そんなに強くなくてもいいのではないかとすら思ってしまいます。
※海や池に住むクマムシは逆で、弱いそうです。

 

地球上最強の生き物は、とっても小さな生き物でした・・・。