投稿日: 2021年5月16日2021年5月17日 投稿者: adminタコノマクラ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/タコノマクラ (大阪市立自然史博物館展示品) なんとも風流というか変わった名前のこの生き物。タコノマクラはウニの仲間です。棘が短くなってちょっと平たくなった、というかんじです。花柄がなんともキュートですよね。房総半島以南の15mから30mの岩礁付近の砂底に住み、砂の中の有機物を食べて生きています。吸盤機能付きの足を裏側に持っていて、ウニと同じように移動します。棘が短い理由は、敵から身を守るために砂に潜るためとのこと。同じ身を守るために、棘を伸ばす、棘を短くする・・・まったく逆の進化をするなんて、なんだかすごいですよね。