投稿日: 2022年11月13日2022年11月13日アフリカタマゴヘビ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アフリカタマゴヘビ 名の通り、サハラ砂漠以外のアフリカ大陸とアラビア半島の南部に生息しているアフリカタマゴヘビ。 食べ物は卵。しかも鳥の卵だけ。写真を見ておわかりのように自分の頭よりはるかに大きな卵も飲み込んでしまいます。そして、鳥が卵を産まない時期は、水だけを飲んで過ごすそうです。 もう驚きです。卵しか食べないなんて・・・。 ちなみに繁殖するときは12個ぐらいの卵を産むそうです。(食べるのは鳥の卵だけですからね・・・)
投稿日: 2022年10月30日2022年10月30日クズリ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/クズリ 小さいクマのような姿のクズリは、イタチやカワウソの仲間です。寒い地域を好む動物で、アメリカ西部や、ノルウェー、フィンランド、中国北部などに生息していて、体長は65〜105cmほどです。 クズリはとっても怖い動物です。食べ物の取り合いのときは、相手が自分より大きくても、数が多くても戦いを挑みます。クマやオオカミが取った獲物を奪い取ったこともあるそうです。しかも、相手がその場から逃亡するまでしつこく戦い続けるそうです。小さな体で生き残るには強さも必要なのですね。
投稿日: 2022年10月16日2022年10月16日コアリクイ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミナミコアリクイ アルゼンチン北部、ウルグアイ北部、エクアドルなどなど、南アメリカに生息しています。歩くときは、前足の爪が長いため、手の甲を地面に付けて歩くそうです。 このコアリクイはなんといっても威嚇のポーズがユニーク。ちょうど写真のようなポーズですが、尻尾と後ろ足を支えにして仁王立ちになって、前足を広げて威嚇ポーズを取ります。ものすごい内股でもうなんとも可愛い・・・全然怖くない威嚇ポーズです。
投稿日: 2022年9月4日2022年9月4日ハリモグラ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリモグラ ハリモグラは、インドネシアやオーストラリアに住んでいます。体の大きさは30センチ~45センチほどで、アリやシロアリを食べます。名前のとおり、体はトゲトゲに覆われています。このトゲは、体毛が変化したもので、1年に1回生え変わるそうです。驚くと体を丸めたり、トゲを逆立てたりして、防御態勢になります。 穴も掘りますが、木登りもできるというハリモグラは、哺乳類なのですが卵を産むそうです。 名前にモグラとありますが、知れば知るほど日本人がイメージするいわゆる「モグラ」とはずいぶん違った生き物なのです・・・。
投稿日: 2022年8月28日2022年8月28日アカハライモリ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アカハライモリ アカハライモリ(ニホンイモリ)は、本州、四国、九州とその周囲の島に生息している日本固有の生き物です。 体の大きさは10センチぐらいで、名前のとおり、おなかにまだら状の赤い模様があります。これは、敵に対しての警戒色で、毒を持っています。外部から刺激があると、この赤いおなかを見せるそうです。 このアカハライモリのすごいところは、体の再生力が高いところです。自分で尻尾を切り離すトカゲは、骨までは再生しないそうですがアカハライモリはたとえ尻尾や指を失ったとしても骨まで再生することができるのです。 小さく、一見弱いように見える生き物が人間ではまねができない強さを持っている・・・すごいですね。
投稿日: 2022年7月3日2022年7月3日ホウネンエビ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホウネンエビ 体長2センチほどの細長い体で、11対の脚を上に向けて泳ぐホウネンエビはプランクトンの仲間で、5月下旬から6月上旬の田んぼの中で見つかります。 名前の由来は、「大発生する年は豊年になる」という言い伝えからです。 田んぼの中で見られるのは、1週間程度です。そのわずかな期間で卵を産み、夏・秋・冬と卵の状態で土中に過ごし、次の春、田んぼに水が入ると孵化するのです。卵は水なしでも大丈夫とは、すごいですね・・・。
投稿日: 2022年6月26日2022年6月26日ホトトギス 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホトトギス 皆さんおそらく名前はご存じでしょう。ホトトギスは、ハトより少し小さい、渡り鳥です。インドあたりから5月ごろに日本にやってきます。 この鳥の変わっているところは、ご存じの方も多いかもしれませんが、子育てをしないところです。卵はよそ様の巣へ産んで、あとはお任せ・・・(托卵 といいます)なんだか、なかなかのやり手 というかやられたほうはかわいそう というか・・・自然は本当に不思議ですね。
投稿日: 2022年6月19日2022年6月19日コアラ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コアラ 皆さんご存じ、大人気のコアラ。オーストラリアに住む、ぬいぐるみのようなかわいい生き物ですね。いろいろと変わったところがあるのですが、子育て中のお母さんが子供に食べさせるご飯の準備の方法が変わっています。お母さんは、盲腸の中でエサのユーカリを半分消化した状態にして離乳食を作るそうです。子供は生後22週を過ぎたころから離乳食を食べるそうですが、なんとお母さんの肛門から離乳食を食べるそうです・・・でもこの離乳食は子供にとって、とても大事なもの。ユーカリの葉を消化するために必要な微生物をこの離乳食から得るそうです。この方法がコアラにとって一番良い方法なのでしょうね。
投稿日: 2022年6月5日2022年6月5日アカメアマガエル 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アカメアマガエル コスタリカやグアテマラなど、熱帯雨林に生息しているアカメアマガエルは名前のとおり、赤い大きな目が特徴です。手足はオレンジで、脇腹付近と足の付け根は明るいブルーと、かなりカラフルなので、毒がありそうに思ってしまいますが、毒はありません。 アカメアマガエルは、卵を水面の上に出ている葉に産みます。孵化したオタマジャクシはそのまま下の水の中に落ちるわけですが、孵化する前に敵が近づくことを振動などで察知すると、オタマジャクシは孵化予定より早くても卵から出てきて、水の中に逃げるそうです。これはすごい生き残りの方法です。びっくり・・・
投稿日: 2022年5月29日2022年5月29日セッカ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/セッカ スズメの仲間でスズメより小さいセッカは、日本では沖縄から東北地方と、広い範囲に生息しています。主に昆虫などを食べますが、変わっているのは繁殖のときの行動です。オスは巣を作るのですが、ヨシなどの葉を蜘蛛の糸を使って縫って壺状の巣を作るのです。蜘蛛の糸も、獲物を捕獲するときのベタベタする糸ではなく、卵を包むときの特殊な糸を選んで、葉に開けた穴に糸を通す、文字通り縫い物をするんだそうです。 生き物はときおり、だれからも教わらずに驚きの行動をしますね。小さなセッカにもビックリです・・・・。