ヨタカ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨタカ

あれ、もしかしてご機嫌ナナメ・・・?
と思ってしまうような表情のヨタカさん。
ロシア南東部やアジア大陸の広い範囲に生息する渡り鳥で、日本には夏に来るそうです。
夜行性で、大きな口を開けて昆虫などをつかまえて食べます。
巣のようなものは作らず、葉の上などに卵を産んで、
温めている間はほとんど動かないとのこと。
この柄はかなりのカモフラージュになりますね。
しかしちょっと変わった枝の止まり方。水平に腹ばいに止まっています。
これもカモフラージュのためかな・・・。

カブトエビ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カブトエビ

懐かしい!子供のころ夢中になってつかまえたよ~
という人や、飼った人もいるのではないでしょうか?
実は私はかなりの大人になって初めて見たのがこのカブトエビです。
見つけた時にはしばらく目が釘付けになっておりました。
(いい大人が田んぼのへりにしゃがみこんで動かないなんて変だったかも)

見た目はカブトガニに似ていますがミジンコの仲間のカブトエビ。
関東以西の田んぼなどにいます。
大きさは3mmほどで、とっても小さくかわいいです。
田んぼにお水が入ると、前年に産み付けられた卵が2~3日で孵化し、
大人になったら卵を産んで命を終えるそうです。この間約1か月!
しかも、卵は全部は孵化しないそうです。種の保存のためです。
毎回感じておりますが、本当に「いきものってすごい」ですね。

オカピ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/オカピ

キリンの仲間、オカピです。

コンゴ共和国に生息していますがとても生息数が少ないオカピ。
馬の仲間ではなく、キリンの仲間です。
そういえば耳が大きなところ、舌が長いところ、小さな角の感じなど
キリンに似ている感じがします。

一度、横浜動物園ズーラシアに見に行ったことがありますが、
暑い日だったせいか、オカピが隠れ上手だったせいか、
見つけることができずに帰ってきたことがありました。
オカピは大変臆病ということと、お尻のシマシマが森に溶け込むのに
適した模様であることを身をもって体験してきました・・・汗

ダルマザメ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ダルマザメ

深海に住むこのサメは50センチ~60センチの小さな種類です。
とても小さいですが食事の仕方が豪快でこわすぎです。
相手の大きさは関係なし。がぶっと噛みついてそのまま丸くかじり取ってしまうのです。
英語名は「クッキーカッターシャーク」。
名の通り、相手の体に丸い傷を残すわけです。
小さいけどやっぱりサメなのですね・・・。

ウミグモ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ウミグモ綱

どちらが頭でどちらがお尻かわからない・・・
そんな、見た目も不思議なウミグモですが、
体の構造もかなり不思議です。
見ておわかりのとおり、我々が内臓(消化器官)を収めている
胴体に当たる部分があまりに細くて、
足の中に収めているそうです。

おとなしく、人間には無害ですが、まだわからないことも多いそうです。

先祖は五億年前のカンブリア紀から存在しているとのことですので
人類の大先輩ですね。

ヒクイドリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒクイドリ

ダチョウのような(恐竜のような?)ものすごい足をもつヒクイドリ。
鳥というにはこわいほどたくましい。

ダチョウの次に重いといわれるのがこのヒクイドリ。
オーストラリアやインドネシアの一部に生息しています。
臆病な性格ですが、怒らせるとこわい。
きっと敵なしなんだろうなと思いたいですが、
実際は絶滅が危惧されているそうです。
雛の生存率は1%とも言われているとのこと。
森林の減少なども原因のひとつです。

がんばって生き残ってほしいですね・・・。

ザトウムシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ザトウムシ

山の中などを歩いているとときどきユラユラと歩いているザトウムシに会うことがあります。

驚くことに100種類ほどがいるそうで、大きさも足の長さもさまざまです。
目はありますが、ほとんど退化してしまっているようです。
豆粒のような体に長い脚。ちょっと見はクモに似ていますが、
糸も出さず、クモにはあまり近い種類ではないようです。
とっても頼りない感じに見えますが、ハエを捕まえて食べたりするようで、
見かけと違ってかなりワイルドですね。

ユキムシ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/雪虫

変な生き物ではないかもしれませんが、
今回はこの小さな小さな妖精のような生き物「ユキムシ」です。

寒くなり始めの晩秋から初冬のあたりに
「綿が飛んでる?」という感じで見かけるのがこのユキムシ。
飛ぶ力が弱く、ふわふわと飛ぶ姿は名前のとおり、まるで雪のようです。
でもその正体はアブラムシの仲間・・・
秋になると羽の生えた成虫が出てきて、越冬や繁殖をするそうです。
アブラムシと聞いてしまうと「え、そうなの」と思ってしまいますが
寒くなるころの風物詩、今年も秋に見られるといいなぁ。

ネペンテス・アッテンボロギ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ネペンテス・アッテンボロギ

珍しく植物の登場です。

このネペンテス・アッテンボロギはウツボカズラの仲間。
イメージより相当大きい感じです。
フィリピンのパラワン島に生息しているそうですが
なんと、ネズミまで消化してしまうそうです。
驚きです。植物が動物を「食べる」・・・。むむむ。

ミツクリザメ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミツクリザメ

サメは捕食する際に口がニューっと前に出るのですが、
このミツクリザメはものすごい出ちゃう感じでびっくりするほどですね。

世界のあちこちの深い海に住むこのサメは、
葛西臨海水族園や新江の島水族館などで見ることができます。

カニなどの甲殻類も食べるようですがものすごい歯ですね。
自分の口の中にささってしまいそう・・・・・。