投稿日: 2022年12月11日2022年12月11日ハナイカダ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハナイカダ ハナイカダは北海道南部以南の森林に生息している、モチノキの仲間の植物です。 写真を見ていただくと、葉っぱの真ん中に花が咲いているのがわかるかと思います。(実も真ん中にできます)この姿が「ハナイカダ」の名前の由来です。 花の咲く場所も変わっていますが別名も不思議です。ヨメノナミダといいます。嫁ぎ先でつらい思いをした嫁が、山中でひっそりと流した涙が葉の上に落ちたという民話が由来になっているそうです。別名がせつなすぎますね・・・。
投稿日: 2022年10月23日2022年10月23日ヤドリギ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドリギ 冬になると見かける、枝にくっついたマリモみたいなポンポン状のもの・・・ヤドリギは宿木とも寄生木とも書かれる、不思議な生き物です。冬に気づくことが多いのは、落葉樹にくっついている常緑樹のヤドリギが、落葉後に目立つからのようです。(夏でももちろんいる・・・ そういえば気づかないです) ヨーロッパでは神聖なる木、幸福を呼ぶ木とされています。さて、そんなヤドリギですが、どうやって高い場所に生えることができているか ですが、実は実に(←じつは、みに です)特徴があります。実は粘着性のものに覆われていて、その実を食べた鳥がポトンと出すときに、すんなり出てくれなくてお尻を木にスリスリしたりするそうです。それで木の枝などに種が残る・・・そうです。ヤドリギの種まき戦術、おそるべしです。
投稿日: 2022年10月2日2022年10月2日コダカラベンケイソウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コダカラベンケイ 日本では、「子宝草」、「子宝弁慶草」と呼ばれるこの植物は、原産はマダガスカルです。葉っぱに厚みがあって、多肉植物の仲間です。オレンジ色の花も咲きますが、花のことを忘れてしまうくらいの特徴があります。 名の通り、子供の株が葉の縁にたくさんできて増えていくのです。それぞれの子供は親と同じ遺伝子を持っていますので「クローンコエ」とも呼ばれるそうです。 現物を見たことがありますが、本当にたくさんの子供が次々に出てきてそのままにしておくと、ぽろぽろ落ちてしまいます。落ちた子をほっとけない・・・そんな気持ちになります。
投稿日: 2022年8月7日2022年8月7日カエンタケ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カエンタケ 日本や中国などで見ることができる、赤が特徴的なカエンタケ。漢字にすると、「火炎茸」。見た目そのままですね。 初夏から秋にかけて、ミズナラやコナラなどの立ち枯れ木の根際や倒木などから発生するそうで山の中などに限らず、樹木の多い公園などでも見かけるかもしれません。 しかしながら、このカエンタケ、とても危険なのです。非常に強い毒があり、誤って食べてしまうと命の危険があり、触るだけでも皮膚が炎症してしまうそうです。自然の中でこのような真っ赤なものがあるとなんとなく興味が沸いてしまいそうですが、見つけても絶対に触れないでくださいね。
投稿日: 2022年7月31日2022年7月31日ガラナ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ガラナ 写真がちょっとビックリな感じで苦手な方、すみません・・・ ガラナはつる植物で、ブラジル、アマゾン川流域が原産地です。ガラナの実にはカフェインやタンニンが多く含まれていて、健康飲料として利用されています。日本ですと、北海道では一般的に売られているようです。 今回ご紹介したのは、もちろん、写真を見てお分かりのとおり、実がまるでお目目のようになる見た目のインパクト。写真は、実が弾けて種が見えている状態とのことです。なかなか驚きの見た目ですね・・・
投稿日: 2022年7月10日2022年7月10日ホタルブクロ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホタルブクロ 5月下旬から今時期の7月に、あちこちで見かける野草であるホタルブクロ。九州から北海道まで、日本で広く見かけます。個人的にとても好きな植物なのでご紹介です。 釣鐘の形の花が特徴的です。キキョウの仲間だそうです。確かにちょっと似てるなと今回調べて思いました。 名前もかわいいですよね。名前の由来については、諸説あるようですが子供たちが花の中にホタルを入れて遊んだことからだとか。開花時期がホタルが飛び交う時期ですもんね。
投稿日: 2022年6月12日2022年6月12日ポーポー(ポポー) 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ポーポー ポーポーという果物があります。みなさんはご存じでしょうか。カナダのオンタリオ州や、アメリカ東部などに自生する、寒さに強い温帯の果樹です。日本各地で栽培が可能のようですが、売っているのをあまり見ないですね。実はこのポーポーは、とても傷みやすいそうなのです。常温でお店で売ろうとするとあっという間に腐ってしまうそうです。どんな果物なんだろう・・・食べてみたいですね。
投稿日: 2022年3月27日2022年3月27日ザゼンソウ 写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ザゼンソウ 僧侶が座禅を組む姿に見えることからザゼンソウと呼ばれている、サトイモの仲間の植物です。山岳地の湿地に生息していて、栃木県、山梨県、滋賀県などの湿地に群生地があります。 ザゼンソウは形も特徴的ですが、開花するときになんと発熱して周囲の雪を溶かして開花するそうです。すごい技を持っていますね。※匂いにはご注意。素敵ではない匂いのようです。 特に発熱の際はなかなか強烈とのこと。
投稿日: 2021年7月11日2021年7月11日エンジェルトランペット アメリカの熱帯地方が原産ですが、暑さにあまり強くない・・・ちょっぴり愛嬌があるキダチチョウセンアサガオ。エンジェルトランペットと呼ばれています。春から秋にかけて、たーくさんわしゃしゃしゃーーーと、鈴なりに下向きに花をつけるのが特徴ですが、もうひとつ、特徴があります。実は毒草なのです。聴覚性幻覚や急性痴呆、行動異状を引き起こすとのことです。お花を楽しむだけにしておいたほうがよさそうですね・・・。
投稿日: 2021年6月6日2021年6月6日アジサイ 5月末あたりから、あちこちでアジサイを見かけるようになりますね。アジサイの花は、萼(がく)が大きく発達した「装飾花」になります。ご存じの方も多いかもしれませんが、花の色は、土のpH(酸性度)で変わります。酸性であれば青、アルカリ性なら赤になります。(リトマス試験紙と逆なんですよね)では、白いアジサイはどうなっているのかと思い、調べたところ、色のもとになる色素がない種類だそうです。最近時々見かけますが、なかなか見ごたえがありますよね。アジサイは毒があるそうですのでお気をつけください。土のpHで花の色が変わるって、ちょっと神秘的だなと思い、今回はアジサイをご紹介しました。