タマカイ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/タマカイ

タマカイは、ハタの仲間です。
太平洋やインド洋に生息していて、
日本でも小笠原や和歌山、沖縄などの
暖かい海で確認されています。

ハタの仲間は大きな魚が多いですが
タマカイはその中でも特に大きくなる
魚です。
2~3メートル!
体重は最大で400kg・・・。
小型のサメを丸のみすることも
あるそうです。

タマカイは数が少なく、
生息状況もはっきりとは
わかっていないようです。
これ以上減らないといいですね・・・

ゲッカビジン

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲッカビジン

美しい花を夜に咲かせることで知られる
月下美人は、サボテンの仲間です。
きれいな花なので長く見ていたいですが、
一晩でしぼんでしまうんですよね。
月の晩に咲いてくれれば美しさ倍増ですが
満月に合わせて咲くという習性はないようです。

開花後の数時間は香りも強いです。
これは、花粉を運んでくれるコウモリを
引き寄せるためとも言われています。
また、お花は食べることもできるんだそうです。

夜に咲くのも、名前も、とても神秘的ですね。

ジャボチカバ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャボチカバ

ジャボチカバは南アメリカ大陸原産の木です。
濃い紫色の果実がなります。
甘酸っぱい、ぶどうのような
ブルーベリーのような果実だそうです。
なんだかおいしそうですが、
日持ちがしないそうですので、
なかなかお目にかかれないかもしれません。

この果実が、なんと、幹に直接なるのです。
(写真だとちょっとわかりにくいかもですが・・・)
この果実が幹にいっぱいくっついている様子は
ちょっと集合体苦手な人には
つらい見た目かもしれません・・・
(でもきっとおいしいんだろうなぁ)

イシクラゲ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/イシクラゲ

数々のへんないきものをご紹介してきましたが
特に、「これはへんだな」と思っていたものが
ありましたので、今回はそれを紹介します。

日本では比較的おなじみで、
わりとあちこちにこんなのがあったりします。
これは「イシクラゲ」という生物です。
名前にクラゲとありますが、藻の一種です。

乾燥した時期になると黒っぽくなり
(休眠状態になっているようです)
雨の後などは生き生きと?
ブヨブヨの緑色になります。
見た目はあまりおいしそうには見えませんが
問題なく食べられるそうです。
変な臭みやくせなどないようです。

ハナイカダ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ハナイカダ

ハナイカダは北海道南部以南の
森林に生息している、
モチノキの仲間の植物です。

写真を見ていただくと、
葉っぱの真ん中に花が咲いているのが
わかるかと思います。
(実も真ん中にできます)
この姿が「ハナイカダ」の名前の由来です。

花の咲く場所も変わっていますが
別名も不思議です。
ヨメノナミダといいます。
嫁ぎ先でつらい思いをした嫁が、
山中でひっそりと流した涙が葉の上に落ちた
という民話が由来になっているそうです。
別名がせつなすぎますね・・・。

ヤドリギ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤドリギ

冬になると見かける、枝にくっついた
マリモみたいなポンポン状のもの・・・
ヤドリギは宿木とも寄生木とも書かれる、
不思議な生き物です。
冬に気づくことが多いのは、
落葉樹にくっついている
常緑樹のヤドリギが、
落葉後に目立つからのようです。
(夏でももちろんいる・・・
 そういえば気づかないです)

ヨーロッパでは神聖なる木、
幸福を呼ぶ木とされています。

さて、そんなヤドリギですが、
どうやって高い場所に生えることが
できているか ですが、
実は実に(←じつは、みに です)
特徴があります。
実は粘着性のものに覆われていて、
その実を食べた鳥がポトンと出すときに、
すんなり出てくれなくて
お尻を木にスリスリしたりするそうです。
それで木の枝などに種が残る・・・
そうです。
ヤドリギの種まき戦術、おそるべしです。

コダカラベンケイソウ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/コダカラベンケイ

日本では、「子宝草」、「子宝弁慶草」と
呼ばれるこの植物は、
原産はマダガスカルです。
葉っぱに厚みがあって、
多肉植物の仲間です。
オレンジ色の花も咲きますが、
花のことを忘れてしまうくらいの
特徴があります。

名の通り、子供の株が葉の縁に
たくさんできて増えていくのです。
それぞれの子供は
親と同じ遺伝子を持っていますので
「クローンコエ」とも呼ばれるそうです。

現物を見たことがありますが、
本当にたくさんの子供が次々に出てきて
そのままにしておくと、
ぽろぽろ落ちてしまいます。
落ちた子をほっとけない・・・
そんな気持ちになります。

カエンタケ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/カエンタケ

日本や中国などで見ることができる、
赤が特徴的なカエンタケ。
漢字にすると、「火炎茸」。
見た目そのままですね。

初夏から秋にかけて、
ミズナラやコナラなどの
立ち枯れ木の根際や
倒木などから発生するそうで
山の中などに限らず、
樹木の多い公園などでも
見かけるかもしれません。

しかしながら、このカエンタケ、
とても危険なのです。
非常に強い毒があり、
誤って食べてしまうと命の危険があり、
触るだけでも皮膚が炎症してしまうそうです。
自然の中でこのような真っ赤なものがあると
なんとなく興味が沸いてしまいそうですが、
見つけても絶対に触れないでくださいね。

ガラナ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ガラナ

写真がちょっとビックリな感じで
苦手な方、すみません・・・

ガラナはつる植物で、ブラジル、アマゾン川流域が原産地です。
ガラナの実にはカフェインやタンニンが多く含まれていて、
健康飲料として利用されています。
日本ですと、北海道では一般的に売られているようです。

今回ご紹介したのは、もちろん、
写真を見てお分かりのとおり、
実がまるでお目目のようになる見た目のインパクト。
写真は、実が弾けて種が見えている状態とのことです。
なかなか驚きの見た目ですね・・・

ホタルブクロ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホタルブクロ

5月下旬から今時期の7月に、
あちこちで見かける野草であるホタルブクロ。
九州から北海道まで、日本で広く見かけます。
個人的にとても好きな植物なのでご紹介です。

釣鐘の形の花が特徴的です。
キキョウの仲間だそうです。
確かにちょっと似てるなと
今回調べて思いました。

名前もかわいいですよね。
名前の由来については、諸説あるようですが
子供たちが花の中にホタルを入れて遊んだことからだとか。
開花時期がホタルが飛び交う時期ですもんね。