クロコサギ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/クロコサギ

アフリカ大陸やマダガスカルに生息するクロコサギ、
クロミノサギという別名もあります。
暑い地域で黒の体はさぞ大変でしょうね。
それもあってか、活動時間は朝夕の
日差しがあまり強くない時間帯です。

さて、このクロコサギですが、
カエルや魚を捕まえて食べますが
捕まえ方がとても変わっています。
翼をくるりと傘のように丸く広げて水面に影を作り
その影に集まる魚などを捕らえるのです。
水面の反射を黒い羽根でおさえて、
魚を見やすくしているという説もあります。
なんともかしこい鳥ですね。

ヒロハシサギ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒロハシサギ

メキシコ、中央アメリカから
アルゼンチン北部に生息するヒロハシサギは、
名前のとおり、くちばしが広いのが特徴です。
このくちばしが何に役に立っているのか、
詳しいことはわかっていないようです。
夜行性で目がくりっとしているのも
特徴のひとつです。

くちばしが広い、といえば、
ハシビロコウも同じですね。
実は、ヒロハシサギも、
ハシビロコウのように、あまり動かず、
くちばしとカタカタと鳴らす
クラッタリングをします。
行動まで似ているなんて、
ちょっと不思議ですね。

那須どうぶつ王国や、
神戸どうぶつ王国などで
見ることができます。

キリン

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/キリン

日本の多くの動物園でも飼育されているキリン。
遠くアフリカが故郷の生き物ですが、
でも人気のあるこの生き物を
なぜ変な生き物として今回取り上げさせていただいたか・・・。
今回は私の完全なる独断、主観でのチョイスです。
(キリンファンの方、申し訳ありません)

大きな目、耳、長いまつげと舌。
毛がふさふさ生えた控えめな角。
よく見てみると、すごいインパクトのある顔って気がします。
そして彼らはとても睡眠時間が短い!
深く眠るのは数分の場合もあるそうです。
座ることはあまりないそうで、出産も立ったまま。
赤ちゃんがあの高さから落ちることを考えるとハラハラします。
(赤ちゃんといっても大人の人間より背が高い)

そんな(私にとっては不思議のかたまりの)キリンですが、
真っ白な神々しい姿の子が発見されたことがあります。
きっと仲間からは変な目で見られちゃうんだろうけど・・・。

サビイロネコ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/サビイロネコ

見た目は普通の猫チャンですね。
このサビイロネコはインド南部とスリランカに
住んでいる猫です。
特徴はなんといってもサイズ!
体長は35-48cm、肩までの高さは20-25cm、
体重は約1.5kgしかない。(メスは1kgしかないそうです!)
ちょっとおどろきの小ささです!
毛皮の色は灰色で、背中と脇腹の全面に赤さび色の斑点が
あるのが特徴です。

人に慣れやすい性格なのでペットとしても
人気があるそうです。
そりゃ、大人気でしょう、間違いなく・・・

ザゼンソウ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ザゼンソウ

僧侶が座禅を組む姿に見えることから
ザゼンソウと呼ばれている、
サトイモの仲間の植物です。
山岳地の湿地に生息していて、
栃木県、山梨県、滋賀県などの湿地に
群生地があります。

ザゼンソウは形も特徴的ですが、
開花するときになんと発熱して
周囲の雪を溶かして開花するそうです。
すごい技を持っていますね。
※匂いにはご注意。素敵ではない匂いのようです。
 特に発熱の際はなかなか強烈とのこと。

ホタル

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ホタル

日本の夏のイメージの常連、ホタルは、
世界にはなんと2000種類もいるそうです。
日本のホタルは本州以南を中心に
40種ほどいるそうです。
幼虫時代は水の中にいて、
タニシなどを食べる肉食!
しかし成虫になるとせいぜい
水分を飲むぐらいだそうです。
(日本のホタルの場合は です。)
「こっちの水は甘いぞ」はここから来ているのかな・・・

ホタルの特徴はなんといっても「光る」ことですよね。
これは、暗い場所でも相手を見つけられるように
発光しているそうです。
体内に発行物質の酵素を持っていて、
酸素と結合させて光っているそうです。
(急にむずかしげになりました・・・)
そして幼虫時代も発光できるそうです。
なかなかすごいです。

ミズウオ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ミズウオ

北太平洋から、インド洋・大西洋・地中海の
水深900〜1,500mの深海に棲息する深海魚です。
結構大きくて、体長1.5〜2.5mにまで成長します。
大きい上に顔がいかつい!
目が大きく、尖って長い口先。
大きな口には鋭い牙!
見た目も怖いですが性格も怖い!
貪欲な肉食性で、自分より大きくてもお構いなし。
その大きな口と牙で、なんでも食らいついて
丸呑みにしてしまいます。
インパクト大のお魚ですね。

ちなみに、食用には向いていないようです。
水分が多すぎるんですって。
(これが名前の由来のようです)

ヘラヤガラ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヘラヤガラ科

魚って色も形も本当にいろいろですよね。
太平洋やインド洋などの
温かい海に住むヘラヤガラも
長細い体、いろんな色で
思わず二度見してしまいそうです。

顔というか、口がむちゅーっと長く、
尾びれの部分も尻尾のような
形になっていて特徴的です。
泳ぐときも、斜めになったり
逆さになったり、
他の大きな魚に寄り添ったり
だそうです。

体の色は環境に合わせて
変わるようなので、
この体も、進化の結果得たのでしょうね。

スナメリ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/スナメリ

スナメリは、体長が160から170cm、
体重は60kgほどの小さなクジラの仲間です。
クジラの仲間としては小さいですが、
人間と同じぐらいの大きさ感ですね。
体の色は、銀白色をしています。
頭は丸く、イルカのようなくちばしや、
背びれはありません。つるんとした印象です。

中東からアジアの沿岸海域、特に
インド、中国、インドネシア、韓国、
日本の沿岸に生息します。
日本では保護の対象になっていて、
採捕することは禁止されています。
鳥羽水族館などでその姿を見ることができます。

汚染物質を体内にためやすいそうです。
スナメリを守るためには、まず
海を汚さないこと ですね・・・

アシダカグモ

写真出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/アシダカグモ

苦手な方もいると思ったので
写真はやめておきました。
(実物はなかなかかっこいいですよ)

ここで取り上げてしまいましたが、
実は変な生き物ではありません。

生息範囲は広く、日本でもあちこちで
見かけることができます。
日常見るクモの中ではかなり大きな種類
のため(20~30センチ)
遭遇するとびっくりしてしまいますが、
人間には無害。それどころか、
ゴキブリなどを捕食してくれるので
益虫と言われています。
地域によっては家の守り神とも言われます。

昔、研修で宿泊した宿の大浴場で
このアシダカグモに遭遇したことがあり、
一緒に入浴していた人たちと一斉に
「ぎゃ~~~~~~~!!」と
悲鳴・・・・
宿の人にびっくりされたことがありました。
実は良い子?なのでもし見かけたら
温かい目で見守ってあげてください。
(とは言うものの、やっぱりでかくてこわいよね)